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大貴side
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急がなきゃ、早く慧のところに行かなきゃ。
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急いで走る俺が作り出す風が
廊下の掲示物を揺らしていく。
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部活が終わってスマホを見たら、
慧からのメールが来ていた。
大「慧!ってあれ?」
慧「どうしたの、大ちゃん。
なんでそんなに息切れてるの?」
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俺を呼び出した本人は
窓の方から俺を振り返った。
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大「なんでって、
だってメールに教室に来てってあったから。
なにかあったのかなって思って。」
慧「いや、今日は涼介が先に帰ったから、
大ちゃんと一緒に帰ろうかなって思ってさ。」
そう言いながら慧が微笑む。
大「そっか。てか、俺走った意味なくね?」
慧「ははっ。でも、大ちゃんが急いで来てくれて
うれしかったよ?ありがとう。」
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息を切らす俺を見る彼の笑顔に俺の疲れなんてのは一気にどこかに飛んでいった。
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大「ほんと?よかった。」
でも、慧に何もなくて本当によかったよ。
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Blue White - 奈津花さん。楽しみにしてくださってありがとうございます!これからも頑張ります!! (2017年1月17日 12時) (レス) id: fbef53b648 (このIDを非表示/違反報告)
奈津花 - すごく好きですっ!更新いつも楽しみにしてます♪(´ε` ) (2017年1月17日 0時) (レス) id: 7d643e367d (このIDを非表示/違反報告)
Blue White - 皆さんからの感想、お待ちしておりまーす! (2016年12月28日 17時) (レス) id: b8d8d03cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue White | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/bluewhite01/http://
作成日時:2016年12月3日 19時