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貴方side



「ふぅー」




窓の外の青空を見ながら息をひとつ吐く。




救命医は忙しい。




特に、私の働く桜ケ丘病院の救命センターは
三次救急をやっているから、運ばれてくる患者さんはそのほとんどが重症の患者。



それも休む間もなく入ってくる。




だから正直いってこんなふうに空を見ている時間などないのだ。




 prrr…




胸元に差し込まれた小さなPHSが着信を知らせる。



次はどんな患者かな?



そんなことを考えながら
私は応答ボタンを押した。




貴「はい。田代です。」

  『田代先生、1分後に患者さんきます。』

貴「OK。そこ誰か先生いる?」

  『薮先生と、中島君です。』

貴「わかった。すぐ行く。」



さっきまで見上げていた空に通った飛行機など目もくれずに私は廊下を走り出した。




.




処置室に着くと、すでに宏太と裕翔が処置を始めていた。




宏「侑李君だよ。

心臓の発作と喘息の併発だな。」



貴「侑李君、今月これで何回目?」



宏「3回目だな。5月は1週と3週と今週だ。」



貴「2週おきか。

そろそろ考えた方がいいかもね。」



宏「あぁ、そうだな。」



仲間とアイコンタクトを取りながら目の前の患者を救うべく処置を進めた。



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設定タグ:病系 , 家族 , Hey!Say!JUMP   
作品ジャンル:泣ける話
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Blue White - 奈津花さん。楽しみにしてくださってありがとうございます!これからも頑張ります!! (2017年1月17日 12時) (レス) id: fbef53b648 (このIDを非表示/違反報告)
奈津花 - すごく好きですっ!更新いつも楽しみにしてます♪(´ε` ) (2017年1月17日 0時) (レス) id: 7d643e367d (このIDを非表示/違反報告)
Blue White - 皆さんからの感想、お待ちしておりまーす! (2016年12月28日 17時) (レス) id: b8d8d03cab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Blue White | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/bluewhite01/http://  
作成日時:2016年12月3日 19時

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