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光side
もう夜の8時なのに、
大ちゃんと慧が返ってこない。
.
なにかあったのかな。
.
光「仕方ない。探しに行くか。」
小さく溜息をつきながらキッチンで踵を返した時
ガチャ…
ドアの開く音がして、玄関の方を見ると
大ちゃんが慧を背負っていた。
.
光「大ちゃん!
どうしたんだよ、こんな時間まで。」
.
俺の怒ったような声に彼の瞳は揺れる。
.
大「ごめん。慧が学校の帰りに眩暈で倒れて。
公園で休んでたんだけど慧が寝ちゃったから。」
光「倒れたって大丈夫なのか?」
大「宏太が帰ってきたら一回診てもらうよ。」
.
慧を背負った大ちゃんは
切ない目をして笑った。
.
光「そうか。もう夕飯できたから食べよう。
慧も薬飲ませたいから起こしてあげて。」
大「わかった。慧―。起きて。夕飯食べよう。」
.
眠そうな目を開けた慧の顔色は、
そこまでひどくはなかった。
・
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Blue White - 奈津花さん。楽しみにしてくださってありがとうございます!これからも頑張ります!! (2017年1月17日 12時) (レス) id: fbef53b648 (このIDを非表示/違反報告)
奈津花 - すごく好きですっ!更新いつも楽しみにしてます♪(´ε` ) (2017年1月17日 0時) (レス) id: 7d643e367d (このIDを非表示/違反報告)
Blue White - 皆さんからの感想、お待ちしておりまーす! (2016年12月28日 17時) (レス) id: b8d8d03cab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Blue White | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/bluewhite01/http://
作成日時:2016年12月3日 19時