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Aside
なにを考えているんだろう...。
キスしたらって、するわけないじゃん。
「ほら。キクが俺を探してる」
『離してくださいよっ』
「キス」
『口ですか...？』
「もちろん」
『えー...』
「今、周りには誰も人がいない。
キクに見つかってからキスするか、誰も見てないところでキスして解放されるか。
...どっちがいい？」
『どっちがいいって...』
「早く」
私から目を離してくれない。
真剣ってことがとっても伝わる。
これは....どっちがいいんだろう。
どっちを選んでも、私が得をすることは全くない。だが、手が解放される。
これは....こっちかな
ﾁｭｯ＿＿＿＿＿
『んっ...』
軽く口をつけた。
田中さんはニヤッと笑い、頭を撫でた。
「また今度。」
手を解放され、私の背中を押した。
菊池選手には、ばれずに店を出ることができた。
田中さんはずるい...。
キスしてバイバイって、これだけじゃ足りないよ。
ここまでしちゃうと次を求めたくなるにが人間。
あの唇の感触を忘れられない。
『ばかっ』
店の前でそう言い、寄り道をせずスーパーに向かった。
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さや - 一部､読ませて貰いました｡他の方も野球選手の短編小説を書かれてますが､ﾌﾞﾗｯｸなところがいいですね(笑) 広輔さんが浮気してたら嫌だなぁ(笑) 鳥谷さんがﾊﾟﾊﾟ活中に現れたら緊張しちゃうなぁ､とか考えちゃいました(^^; (2018年8月23日 18時) (
レス) id: e1494134c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゅんや | 作成日時：2018年1月25日 17時
