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遠征も終わろうとしていた
次は夏休みの長期遠征、それまで赤葦さんとはお別れです
「ではまた、夏休みに話しましょう」
「そうだね、またね」
死んだはずなのに未来の約束ができることが嬉しくて思わず頬が緩む
こっそりとバスに乗り込み東京を後にした
バスの中ではみんなぐっすり
いつもは大人っぽい月島くんも寝顔はまだちょっとあどけない感じが残っていた
春の高校バレー、通称春高
きっとそこでまた青葉城西と戦うことになるに違いない
自分のチームにこんなことを言ってはいけないかもしれないが、きっとお兄ちゃんたちは負けてしまうのではないだろうか
貪欲に勝利を求める烏に私達は負けてしまうのだろうか
夏はすぐそこに
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作者名:佳奈 | 作成日時:2015年10月12日 16時