26. 鬼殺隊 ページ27
ももside
鱗 「儂は育手だ。鬼殺の剣士を育てる。
鬼殺隊は政府に正式に認められていない
組織だ。鬼殺隊が狩る鬼は身体能力が高く
切り落とされた肉は繋がり、手足を新たに
生やす事だってできる」
あぁだから猗窩座も...
鱗 「それに対し鬼殺隊は生身の体で鬼に立ち向かう。人であるから傷の治りも遅く、失った手足が
もとに戻る事もない。それでも、もも。
お前は鬼から人を守るため鬼殺隊に入るか？」
え...
一瞬頭を鈍器で殴られたような感覚に陥った
いや。でも…よく考えてみたらそうだよね。
それがあたりまえの世界なんだね。
それを了解してて冨岡さんだって
他の鬼殺隊の人たちだって頑張ってるんだ。
私だってきっと…できる。
大丈夫だ。
私だって、強くなりたい……ｯ
何か大きな力に背中を押された気がした。
「はいｯ私、大丈夫です!!頑張れます!」
鱗 「そうか、ならばその怪我が完治したら
鍛練を始める」
あ...そういえば怪我の事忘れてた...
全然痛くなくなってる...
冨岡さんの怪我も治ってたっけ。
鱗滝さんが手当てしてくれたのかな…
「あのｯ鱗滝さん、手当てしてくれたんですか?」
鱗 「いや、お前の怪我は義勇が。」
「え」
場の空気が一変してしまった。
え。ちょっと待ってよ。
私が怪我したところはお腹だよ?
っええ。
変なことを考えてしまった自分がとても嫌だ。
(↑14歳で思春期なので許してやってくださいw)
でも、どこかで喜んでる自分もいて。
冨岡さんは
ばつの悪そうな顔をして立ち上がった。
冨 「…鱗滝さん、有り難うございました。大分
怪我が良くなったので任務に戻ります。」
鱗 「そうか」
冨岡さんは仕事に戻っちゃうのか。
あ、待って。これだけは言いたい。
「冨岡さんｯあのｯ本当に有り難うございました!」
ゆっくりと振り向いた冨岡さんは
全く表情の読めない顔で言った。
冨 「礼なら仕事で返せばいい」
冨岡さん...
私が鬼殺隊に入るって信じてるから
こんなこといってくれるんだ。
絶対に入るから。鬼殺隊。
「はい!絶対に!また絶対に会いに行きます!
冨岡さんより強くなります!」
冨岡さんは最後に目を合わせてくれた。
何を考えてたなんてわかんない。
けど。これでまた会えるかな？
そして冨岡さんはなにも言わずいってしまった。
あ。でもちょっと生意気だったかな…
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ベリコ(プロフ) - クリッチさん» コメントありがとうございます！すごく良いですよね、煉獄さん普通に惚れますよね！同じような方がいて良かった！！ (2020年10月19日 1時) (
レス) id: b1cadfaae4 (このIDを非表示/違反報告)
クリッチ(プロフ) - 私も今日無限列車編見に行きました！！今まで観た映画で1番感動したし、煉獄さんに惚れ直しました！もう最後はめっちゃ泣いちゃって、一緒に行った友達に心配されました笑 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 488e25022e (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事貰えて嬉しいです♪最後まで楽しみにしてます！！これからも応援すてます！！ (2020年7月8日 6時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ベリコ(プロフ) - さらさん» はじめまして!初コメント、ありがとうございます!!誉めてもらって凄い嬉しいです☆本当に励みになります!!本当にありがとうございます!!そして良ければこれからもよろしくお願いします!!!! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5e9914cb85 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！初コメント失礼します！！このお話とっても大好きです！！お話もとっても読みやすいです！！しかも落ちが義勇さん嬉しいです！！コロナまだまだ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね！！続き楽しみにしてます！！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベリコ | 作成日時：2020年6月26日 19時
