15. 鬼という存在 ページ16
〜ももside〜
ようやく揺れも収まり、目を開いたけど.
「ウッな、なに!?」
凄い砂ぼこりのせいで前が見えない。
けど。自身の脈が速まるのだけは。
呼吸が乱れるのだけは感じた。
ドンッ
来るッ
薄暗い森のなか
何か恐ろしいものが
恐ろしい速さで
向かってくるのを感じた。
私が構えた瞬間…
目の前にあった木が真っ二つになって
"ソレ"が姿を現した。
何…？今一瞬でｯﾂ
考えてるうちに"ソレ"が私の隣に来てた。
私は咄嗟に離れたが…
"ソレ"は「勝ち誇った」と言わんばかりの笑い声を上げた。
? 「フッ…ハハッハッ。いい動きだ。
だが…俺は見たぞ。」
ﾊｱﾊｱ...
こいつは一体何。
一体何を見たの。
けど、私が混乱していることを知られちゃいけない。
私は平然を装った。
「貴方は…誰？」
猗窩座 「俺は猗窩座だ。お前の名は何だ」
「私はもも。貴方、さっき何を見たの？」
猗 「そうか…もも!お前は"選ばれし者"なのだ
お前も、鬼になれ!」
え?鬼って何??
でも、私は最初から人間なんだしソレになる必要はないよね。
「ならない」
猗 「そうか」
ｯﾂ…
何が起きたのか分からなかった。
気付いたときには頬から血が流れていた。
コイツは…敵だ。
そう思った瞬間に、私は走り始めていた。
それでも、追いかけてくるアイツに
私は
落ちていた斧を
向けた。
けど…
あ 「あｱ。やってみるといい」
余裕の笑みを浮かべたんだ。ソイツは。
私はためらうことなく
微動だにしない
猗窩座の腕を...
切り落とした
え？嘘…でしょ？
今…切ったよね。
切ったハズの猗窩座の腕が…
もう…ある…
「ヒｯﾂ」
背筋が凍りついた瞬間だった。
なんなの。この人。
いいや、このバケモノ。
猗 「これが…鬼だ」
そう言い、怪しげな笑みを浮かべるだけだった。
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ベリコ(プロフ) - クリッチさん» コメントありがとうございます！すごく良いですよね、煉獄さん普通に惚れますよね！同じような方がいて良かった！！ (2020年10月19日 1時) (
レス) id: b1cadfaae4 (このIDを非表示/違反報告)
クリッチ(プロフ) - 私も今日無限列車編見に行きました！！今まで観た映画で1番感動したし、煉獄さんに惚れ直しました！もう最後はめっちゃ泣いちゃって、一緒に行った友達に心配されました笑 (2020年10月18日 22時) (レス) id: 488e25022e (このIDを非表示/違反報告)
さら - お返事貰えて嬉しいです♪最後まで楽しみにしてます！！これからも応援すてます！！ (2020年7月8日 6時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
ベリコ(プロフ) - さらさん» はじめまして!初コメント、ありがとうございます!!誉めてもらって凄い嬉しいです☆本当に励みになります!!本当にありがとうございます!!そして良ければこれからもよろしくお願いします!!!! (2020年7月7日 23時) (レス) id: 5e9914cb85 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！初コメント失礼します！！このお話とっても大好きです！！お話もとっても読みやすいです！！しかも落ちが義勇さん嬉しいです！！コロナまだまだ流行ってるのでお体には気を付けてくださいね！！続き楽しみにしてます！！ (2020年7月7日 22時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ベリコ | 作成日時：2020年6月26日 19時
