鬼殺隊の最強剣士は、柱セコム

三十四話 ページ38

鬼は群れないはず…

だとしたら何故だ？


本当に姉弟なのか？


姉鬼「あらぁ〜、考え事？

死んでもしらないわよ？」


姉鬼「血鬼術


喜


怒


哀


楽 」



ダン！


(ぐら)


『ゴフッ…』



『か、がはっ…ゴフッ…』




これは、精神攻撃か…！


でもこんな威力があるならさっさと使えばいいもの


けど使わなかった


いや




使えなかった…か




「キャハハ！！」



『！また…』


とりあえず、はやく倒さないと


『星の呼吸


壱の型 煌めき』



ザシュ！


姉鬼「うっ！」


浅い！


もう一度…





ドク





『！』



姉鬼「あははは！！！やっと気付いたのね〜


私の血鬼術、喜怒哀楽は上手くいけば


4回で相手を倒せる！」



姉鬼「聞いたでしょう？あの声


あの声を4回聞くと精神が不安定になる


そして自分の意思をもたない人形になる！！」



姉鬼「でも声の回避は不可能に近い！


だってこの声は脳に直接語りかけてるのですから！


あはははは！！」




『ゴフッ…がは』



姉鬼「苦しいでしょう？痛いでしょう？


でも、もう終わらせてあげるわね



楽しかったわ〜、さよなら」



「きゃはは！」




ストン



ボトッ


姉鬼「え？なぜ？」


姉鬼「なぜ私の首が…！」



『ん？ごめん



聞こえないや』




姉鬼(まさかアイツ、鼓膜を破ったのか？いや


そんな事では喜怒哀楽はとけない、なぜ！？)




『教えてあげるよ


呼吸さ


呼吸で脳の動きを一時的にとめた


それだけ』





『まあ、そのぶん耳と鼻が聞き辛いがね』




姉鬼(そんな！コイツは化け物か？


人間にこんな事が出来るわけがない！？)









姉鬼(まさか、人間じゃないのか…！？)









ザ









『よし、子供を探しますか』

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