鬼殺隊の最強剣士は、柱セコム

三十一話 ページ35

『はあ…』






ため息、これで何回だろ







ああ、大切な人を救えなかった








なんて弱いんだ、私は









『はあ…』









「おい、そこの姉ちゃん！」









ん？









誰の事だろうか









「そこだよ、あんただ」ポン








『私ですか？』








「ああ、そうさ」








『一体なんのようで？』









「覚えていないかい？ほら、あの時の…」









――――3週間とちょっと前――――








鬼、鬼、鬼、鬼！





『どこもかしこも鬼だらけ！』




わお！びっくり！




ま、雑魚だけどｗ





「だ、誰かー！助けてくれ！」






『大丈夫ですか？！』







「助けてくれ！む、娘が化け物の連れ去られて…！」







え、うっそ！






まだいたの！？







でも…







『大丈夫さ！私に任せて！』









「あ、ありがとうございます…！」









その前にこの雑魚どもをかたずけないと！









星の呼吸







奥義







流星雨！！









『ふう、よしこいつらはかたずけたっと』



急がないと、あの子が危ない！

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