▼51 LOVE ページ8
【 A side 】
『うーん、先来ちゃったけど皆大丈夫かなぁ。いや、でも善逸いるし。そもそもこの列車が目的の列車だってことわかってるのかな･･･？
この、
切符を4枚買った後、1人で下をぶつぶつ喋り(他の人から見たらきっと変人だったと思い)ながら歩いているとふと、視線を感じた。
「･･･A！！！」
『へっ･･･！？あっ、はい！？』
ぱっと声の方向･･･右横の、先程視線を感じた方に目を向けると遠くからでもすぐにわかるような特徴的な髪を視界にとらえ、頬が自然と上がるのがわかった。
『！！煉獄さんっ！捜してたんですよ！！』
煉獄「む、そうだったのか！その割には俺が遠目から何度か声をかけていたのに気付いていない程考えに
『えっ！そ、そうだったんですか･･･？私ったらすみません！せっかく声をかけてくださっていたのに･･･。』
しゅんと下を向いていると、煉獄さんが「謝らずとも良い！こちらへおいで！」といいながら膝をぽんぽんしていたから、有難く隣に座らせてもらった。
煉獄「むぅ！俺は膝に座ってくれても一向に構わなかったのだがな！振られてしまった！」
『ふ、振ってませんよ!?』
煉獄「君はつれないな！」
「 はっはっは！ 」と豪快に笑う煉獄さんを横目に苦笑すると、ふと気付く。
私のことをAと呼んでくれた煉獄さん。
前までは " 藤榮少女 " って呼ばれてたから、なんだか距離が近くなったみたいで嬉しい。
『･･･煉獄さんと合同任務、嬉しいなぁ。』
煉獄「む、可愛いことを言ってくれるな！」
そう言い、くしゃっと頭を撫でてくれる煉獄さんの手は暖かかった。すごく落ち着く。
そう撫でられていると、謎のお弁当が届いた。
･･･しかもすごい量。
『あの、そのお弁当は･･･。』
煉獄「うむ！牛鍋弁当だ！Aも食べるといい！」
ずいっと手渡されたお弁当をお礼を言いながら受け取ると、煉獄さんも新しいお弁当に手をつけ「うまい！うまい！」と言いながら食べていた。
量がね？量がなかなかだから胃袋はどうなっているんだろうと。
牛なんて食べる文化なかったからあんまり慣れてないけど煉獄さんから貰ったから･･･。
『いただきます･･･、
！･･･ん、美味しい!!』
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ラテアート - 更新頑張ってください！楽しみにしてます！ (2月23日 18時) (
レス) @page34 id: 053795e77f (このIDを非表示/違反報告)
CWjVnFgjzuuz4Eg(プロフ) - 最高！続き楽しみです！！ (2023年2月28日 8時) (レス) @page35 id: 051d3710fb (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!! (2023年1月15日 20時) (レス) @page35 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
さきのこ - めっちゃおもろい！頑張って！ (2023年1月7日 14時) (レス) @page35 id: 4f40691f9e (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く好きです~!!遊郭編好きなので、とても楽しみです！逆ハー最高ですね！伊之助の無知さも最高でした！更新楽しみにしています！ (2022年9月23日 1時) (レス) @page35 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナート | 作者ホームページ：@renato_uratuku
作成日時：2019年9月14日 13時
