▼75 LOVE ページ32
【 A side 】
宇髄「会いたかったぜ、A!お前はここになんの用があったんだ?この俺様に会いに来たのか!」
『!?ぐぇ、宇髄さん!苦しい!そんなことよりも、あんな上から人を落としたら危ないじゃないですか!』
宇髄さんの凛々しい腕から逃れようと少し抵抗する。
アオイちゃんとなほちゃんをギリギリで助けた炭治郎とカナヲちゃん。良かった・・・。
炭治郎「なんてことするんだ人でなし!!」
なほ「わーん 落とされましたぁ・・・!」
すんっと私の首元で息を吸った宇髄さんが私のことを横抱きにしながら、アオイちゃんを指さした。
擽ったいし、なぜ横抱き?
宇髄さん、私を横抱きしながら人に指さすなんて 貴方とても器用なことをしますね。軽々しく人を持てるって凄い。
宇髄「とりあえずそこのやつは任務に連れて行く。役に立ちそうもねぇがこんなのでも一応隊員だしな。」
アオイ「・・・っ。」
炭治郎「人には人の事情があるんだから無神経に色々つつき回さないでいただきたい!!」
『待って、待ってください宇髄さん!』
くいくい、と宇髄さんの服を引っ張る。
宇髄「あ?なんだよA。派手に可愛いことしやがって。そんな可愛いと襲うぞ。」
『え"っ?そ、そんな可愛くないですけども!』
宇髄「何言ってんだ、お前は可愛い。」
『えっと・・・ありがとうございます・・・?
じゃなくて!その任務、アオイちゃんの代わりに私が・・・いや、
私の視線の先にはむんっと胸を張った炭治郎と、帰ったところであろう2人がいた。
伊之助「今帰った所だが俺は力が有り余ってる!行ってやってもいいぜ!」
善逸「Aちゃんを返してもらおうか・・・、た、たとえあんたが筋肉の化け物でも俺は一歩もひひひ引かないぜ・・・・・・。」
ぐっと親指を立てて余裕そうな伊之助と、ガクガク震えながらも私を助けようと(?)してくれる善逸。
・・・めちゃくちゃかっこいい。
すると、宇髄さんがビリビリするようなオーラを放った。
横抱きされてる私にもろ来ると思いきやそこまで来ない。宇髄さんすご。
宇髄「あっそォ。Aは連れてきたくねぇけど俺がいるし 注意すりゃ大丈夫だろうからな。一緒に来ていただこうかね。
ただし絶対俺に逆らうなよお前ら。」
2066人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ラテアート - 更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2月23日 18時) (レス) @page34 id: 053795e77f (このIDを非表示/違反報告)
CWjVnFgjzuuz4Eg(プロフ) - 最高!続き楽しみです!! (2023年2月28日 8時) (レス) @page35 id: 051d3710fb (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!! (2023年1月15日 20時) (レス) @page35 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
さきのこ - めっちゃおもろい!頑張って! (2023年1月7日 14時) (レス) @page35 id: 4f40691f9e (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く好きです~!!遊郭編好きなので、とても楽しみです!逆ハー最高ですね!伊之助の無知さも最高でした!更新楽しみにしています! (2022年9月23日 1時) (レス) @page35 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:レナート | 作者ホームページ:@renato_uratuku
作成日時:2019年9月14日 13時