【鬼滅の刃】愛され系少女は２倍狙われている。

伊黒小芭内生誕祭！ ページ3

はぴば記念の短編！この小説の主人公と、伊黒さんは付き合ってる設定です！！

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【 A side 】






今日は、伊黒さんの誕生日。


だからサプライズをするために彼の大好きなとろろ昆布を入れた料理、ありがちだけど蕎麦を作っている。


目の前で飴細工でも作ろうかな･･･？







「帰った、ただいまA」



『伊黒さん！おかえりなさい！』







もうそろそろ夕餉できます、と言うとこくりと頷き座った。


いつもはかっこいいのに、ふとした時に可愛さもあるんだよね。







『お待たせしました。伊黒さんお誕生日おめでとうございます！とろろ昆布蕎麦を作りました！』



伊黒「！俺の好みを覚えていたのか。」



『もちろんです。大好きな伊黒さんのためですから！プレゼントは後日一緒に見に行きましょ？お揃いの物買いたいです。』



伊黒「嗚呼、それは嬉しい。」







ペロリと蕎麦を食べ終わると、ふうっと一息ついた。どんな伊黒さんもかっこよくて何をしていても素敵。


この人が生まれてきてくれて本当に良かった。







伊黒「ご馳走様。･･･なあ、俺は今すぐAから何か欲しいんだが。」



『うーん。口付けでもしますか？なーんて、』



伊黒「嗚呼それもいいな。それも含めてお前が欲しい、なんて言ったら笑うか？俺はAさえいれば何もいらない。」







･･･ほら、そうやって貴方の誕生日だというのに
私を喜ばせてくれる。私だって同じ気持ちだもの。







『月が綺麗ですね･･･って、私どうしちゃったんだろう。伊黒さん、大好き！』



伊黒「嗚呼、月が綺麗だ。A、俺はお前を愛しているが？」



『む、私だって愛してますから！』



伊黒「ふ、知ってる。」







そう言って優しく私の唇に柔らかくて暖かな感触が降ってきた。力強く、でも優しく私を包み込んでくれた彼。


この時間が止まればいいのに。







『お誕生日おめでとうございます、伊黒さん！』

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