▼43 LOVE ページ46
【 A side 】
胡蝶「･･･さてと、次はAさんの傷を手当させてくださいね。」
『私の･･･？』
何だかんだ私は無傷でいる。
善逸さんや伊之助は相当な怪我を負っていたのに、今回も私は無傷だ。
何で皆ばかり怪我をして、私は怪我をしないのだろうか。もっと強くなれたなら、皆を守れるのに。
すると、すっと私の左腕を持ち上げて隊服を捲し上げた胡蝶さん。
そっか、血を出すために斬った傷･･･。
胡蝶「この傷です。自分で斬ったのですか？」
『･･･私、稀血 らしくて血が少し特殊なんです。捌ノ型で腕を斬ってその血を飲ませると痛みを和らげることができるんです。』
胡蝶「うーん、それは興味深いですね。その捌ノ型が特殊なのか、血が特殊なのか。今度血を調べさせていただいても？」
『もちろんです。是非お願いします！』
話しながら、さっさっと慣れた手つきで私の斬り傷に包帯を巻いてくれる胡蝶さん。
医術に富んだ人なんだなと、私でもわかった。
胡蝶「こういう傷は菌が入って膿みやすいんです。なのでこれからは早めに手当てしてくださいね？」
『はい、ありがとうございます！ところで、胡蝶さんも任務でこちらに？相当手練に見えるのですが･･･。』
胡蝶「ふふ、改めて自己紹介しますね。私は蟲柱の胡蝶しのぶ。力はないので毒を使って鬼を殺しています。」
『毒で･･･。って、柱!?柱といえば鬼殺隊の最高戦力ですよね。そんなに強い鬼がいるんですか?!』
胡蝶「ええ、十二鬼月がいるかもしれないとのことで
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どうしよう、どうしよう･･･!!
私たちは十二鬼月がいるという山に来ていたんだ。癸の私たちが何故･･･？
いや、そんなこと考えている暇はない！善逸さんは大丈夫だけど炭治郎と伊之助が･･･！
「かかって来やがれゴミクソが!!」
『伊之助!!!危ないッ!!!』
伊之助が対峙していたのは身体は人の形をしていて、頭が蜘蛛のなんとも異様な鬼だった。
振りかぶっていた拳を刀で受け止めるも咄嗟だったため、遠くに投げ飛ばされる私。
肋やっちゃったかも。
『ッ、伊之助･･･大丈夫？無理しないでって言ったのに。血滲んじゃってるじゃない･･･。』
伊之助「なんで来たんだよ！危ねぇだろうが!!
俺もお前に死んで欲しくねェんだよ！！」
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おいも - 666票っ…押しにくい…だが面白いので押す…ｷﾞｬｧｱｧｧｯ（謎の叫び）面白くてこの作品めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってくださいっ！ (11月26日 14時) (
レス) id: e1a3f3b1e4 (このIDを非表示/違反報告)
sayuri - イメ画も見たいです。(我儘) (2021年10月24日 16時) (レス) @page23 id: 08ede09a98 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - すいません間違いました前に読んだ小説にアンケートがあって。。。それの答えが出てしまいました... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - 私は�，任垢�ね…��も良いですけど... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
まつり＠ - 私的に��がいい！…もしくは�� (2020年4月26日 13時) (レス) id: 268d36edb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナート | 作者ホームページ：@renato_uratuku
作成日時：2019年7月15日 15時
