▼27 LOVE ページ29
【 A side 】
正一「うぁぁぁぁあ!!!」
『っ、正一くん!!』
2階の窓から屋敷の外に投げ出され、私たちは外の光を浴びた。
浴びたと同時に目の前にいた正一くんを抱きかかえようとしたら、善逸さんが正一くんと一緒に私を抱え込んでくれて、彼は頭から落ちてしまって。
正一「どっ、どうしましょう･･･!?」
『取り敢えず私の膝で申し訳ないんだけれど、頭の位置を高くして出血量抑えるから大丈夫！』
正一「良かった･･･。って、善逸さん!!」
善逸「･･････。」
パチッと開いた目はどこか虚ろな感じ。
ぼーっとしているのか、頭が痛いのかわからないけれど、取り敢えず患部には比較的高い位置にして手拭いを宛てているから大丈夫なはず。
正一「部屋が変わった時の勢いで外に飛ばされたんです･･･！2階の窓から落ちました･･･！」
善逸「そうだっ、け･･･、」
『怪我は大丈夫？善逸さん』
善逸「･･････。
ねえ、正一くん。俺って死んでるのかな。」
正一「？ばっちり生きていますけど･･･。」
善逸「本当？お、俺、膝枕･･･。」
『あっ、ごめんね？出血していたから頭の位置高くしなくちゃって思って。』
善逸「いや!!寧ろご褒美だよォォォォ!!!しかも2回目!!ありがとうございます!!!俺生きてて良かったァァァァ!!!」
「Aちゃんからの膝枕、いい匂いがする、もう死んでもいい･･･」とか言ってる善逸さんは見ていないことにしよう。
「猪突猛進、猪突猛進!!!アハハハハハ!!鬼の気配がするぜ!!」
『い、伊之助さん!?』
伊之助「あぁん？･･･ってAか!!」
善逸「あっ！あいつ･･･今声聞いてわかった！
6人目の合格者･･･！最終選別の時に誰よりも早く入山して誰よりも早く下山した奴だ!!せっかち野郎!!」
伊之助「っと、忘れるとこだったぜ。鬼が先だぁ！！見つけたぞォォォ！！」
伊之助さんが向かう先には禰豆子ちゃんが入った箱。確かに鬼だけど禰豆子ちゃんに手出しはさせない！
そう思って動こうとしたのだけれど。
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おいも - 666票っ…押しにくい…だが面白いので押す…ｷﾞｬｧｱｧｧｯ（謎の叫び）面白くてこの作品めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってくださいっ！ (11月26日 14時) (
レス) id: e1a3f3b1e4 (このIDを非表示/違反報告)
sayuri - イメ画も見たいです。(我儘) (2021年10月24日 16時) (レス) @page23 id: 08ede09a98 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - すいません間違いました前に読んだ小説にアンケートがあって。。。それの答えが出てしまいました... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - 私は�，任垢�ね…��も良いですけど... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
まつり＠ - 私的に��がいい！…もしくは�� (2020年4月26日 13時) (レス) id: 268d36edb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナート | 作者ホームページ：@renato_uratuku
作成日時：2019年7月15日 15時
