▼23 LOVE ページ25
【 A side 】
『お屋敷？ここに鬼がいるのかな。』
炭治郎「恐らくそうだろう。血の匂いがするな･･･。でもこの匂いは、」
善逸「えっ？何か匂いする？」
炭治郎「ちょっと今まで嗅いだことな、」
善逸「それより何か音しないか？あとやっぱり俺たち共同で仕事するのかな。Aちゃんいるから万々歳だけど！」
･･･そう言って貰えるのは嬉しいけどさっきから善逸さん炭治郎くんの言葉遮ってる気がする。
『！(子供･･･。)こんな所でどうしたの？』
男の子「っ、に、兄ちゃんが･･･！」
善逸「子供だ。」
炭治郎「何かあったのか？そこは2人の家？」
2人の話によるとここは鬼の家で、夜道を兄妹3人で歩いていたらお兄さんを連れ去られてしまったようだった。
私が2人の頭をそっと撫でると、不安そうな涙目を拭い、安心したような表情になった。
炭治郎「大丈夫だ。俺達が悪い鬼を倒して兄ちゃんを助ける」
善逸「なぁこの音何なんだ？気持ち悪い音･･･ずっと聞こえる。
『鼓の音？』
炭治郎「音？音なんて･･･、」
音なんてしない、そう思っていたらポンっと音がして、どんどん近付いて来るかのように大きくなっていった。
────ポン。
『!!ッ･･･ま、間に合った･･･。』
建物から投げ出されるように出てきた男の人を寸での所で受け止めると、血だらけで傷が酷いことを窺えた。
もしあの時そのまま地面に落下していたら、そう思うと寒気がする。
炭治郎「大丈夫ですか!?Aも大丈夫か!?」
「せっ･･･かく、出られ･･･たの･･･に･･･外に･･･出ら･･･れた･･･のに･･･死ぬのか･･･？
俺、死ぬ･･･の、か？」
炭治郎「･･･ッ。」
『私が死なせない。』
” 藤の呼吸 捌ノ型 紫の息吹 ”
そのまま刀で自分の手首を軽く斬り、垂れた血を男の人に飲ませると、傷口に手拭いを宛てがう。
『っ、』
善逸「!?Aちゃん･･･!?」
炭治郎「この匂い、藤の花か･･･？」
『そう、私の一族が使える回復技なの。でも応急処置みたいなものだから･･･。』
眠らせた男の人の手当てをして、巻いた手拭いを頭の下に入れると、脈が安定していた。
炭治郎「すごいな･･･。」
『さて！早く鬼を倒しに行こう？この方が手遅れになる前に！』
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おいも - 666票っ…押しにくい…だが面白いので押す…ｷﾞｬｧｱｧｧｯ（謎の叫び）面白くてこの作品めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってくださいっ！ (11月26日 14時) (
レス) id: e1a3f3b1e4 (このIDを非表示/違反報告)
sayuri - イメ画も見たいです。(我儘) (2021年10月24日 16時) (レス) @page23 id: 08ede09a98 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - すいません間違いました前に読んだ小説にアンケートがあって。。。それの答えが出てしまいました... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - 私は�，任垢�ね…��も良いですけど... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
まつり＠ - 私的に��がいい！…もしくは�� (2020年4月26日 13時) (レス) id: 268d36edb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナート | 作者ホームページ：@renato_uratuku
作成日時：2019年7月15日 15時
