▼12 LOVE ページ14
【 A side 】
刃綯「どうぞ、こちらがA様の刀にございます。刀種は脇差、鞘から抜いていただくと色が変わりますゆえ。」
渡された刀を両手でしっかり受け取り、朱色に染まった柄に手をかけると、良く馴染んだ。
元からこの刀使っていたかのように。
私はその刀の美しさにゴクリと喉を鳴らし、鞘から刀身を引き抜いた。
刃綯「おお、これは美しい･･･！！」
『紫･･･。』
いや、違う。柄の方は黒くて、棟辺りから切っ先にかけて紫になっている。
柄って金色だったっけ･･･？
刃綯「(！柄の色が金色になった！？珍しい。)少しの刃こぼれでも直します。ですが、丁寧に扱ってくださいませ。まあ、A様ならば安心ですが！」
『ふふ、素敵な刀をありがとうございます！』
刃綯「恐悦至極。では、私はこれで。藤榮A様のご活躍の報せを心からお待ちしております。」
『わざわざ足を運んで頂きありがとうございました。この刀で鬼を滅殺して参ります！』
私がそう言い切った時、刃綯さんが見せた微笑みが綺麗で。この刀匠さんで良かったと心から思えた。
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「藤榮A様。北東ニ向カッテクダサイ。初任務ガ御座イマス。」
刀が届いてからというもの、任務がない！
と思いきや、ここにきて初任務。いや、注目するのはそこじゃない。
『へっ？えっ、鷹が喋った･･･！？』
「申シ遅レマシタ。私ノ名ハ、
すごい、鬼殺隊。喋れる鳥なんて生まれて初めて見た。王鳳が私の相方になるのね。
『よろしくね、王鳳。』
王鳳「コチラコソ、主君。」
北東ってことは浅草方面ね。向かいますか！
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おいも - 666票っ…押しにくい…だが面白いので押す…ｷﾞｬｧｱｧｧｯ（謎の叫び）面白くてこの作品めっちゃ好きです！これからも更新頑張ってくださいっ！ (11月26日 14時) (
レス) id: e1a3f3b1e4 (このIDを非表示/違反報告)
sayuri - イメ画も見たいです。(我儘) (2021年10月24日 16時) (レス) @page23 id: 08ede09a98 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - すいません間違いました前に読んだ小説にアンケートがあって。。。それの答えが出てしまいました... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
いちごだいふくぅ~~ - 私は�，任垢�ね…��も良いですけど... (2020年5月19日 13時) (レス) id: 2162db32c2 (このIDを非表示/違反報告)
まつり＠ - 私的に��がいい！…もしくは�� (2020年4月26日 13時) (レス) id: 268d36edb6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レナート | 作者ホームページ：@renato_uratuku
作成日時：2019年7月15日 15時
