【鬼滅の刃】彼等に甘く溶かされてます【短編集】

◎ホワホワする 続き ページ6

【You side】




『はい、伊之助。焼けたよ』



伊之助「ん、ありがとな、A！」




ニカッと笑顔を見せる伊之助はびっくりするほど綺麗でかっこいい。何処かの美丈夫さんに匹敵するのではないかと思うほどに。




善逸「俺も！Aちゃん俺の分も取って〜！♡」



『はい善逸。炭治郎もどうぞ。』



炭治郎「ありがとう、A！」




男の子はやっぱり食べ盛りだな、と思いながら私もお肉を口にする。うん、美味しい。




善逸「Aちゃん可愛すぎるうう結婚してえええ！！！」



伊之助「弱味噌にAは無理だ！なんてったって中々強くて美しいやつだからな！！！」




そう言って私の頬に口付けを落とす伊之助。




善逸「あぁぁあぁぁぁあ！！！Aちゃんがぁぁぁ！！」



『い、伊之助...？』



炭治郎「(嗚呼、幸せのにおいがする。まあ焼肉のにおいの方が強いけど。)」



伊之助「ん！？なんかここら辺がホワホワするぞ！！もう1回させろ、A！！」




胸の辺りに手を置きながら私の頬にもう一度口付けをしようとする伊之助。


助けを求めようとも、炭治郎はニコニコと微笑みながら焼肉を食べているし、善逸に至っては普通に白目を剥いて気絶している。


わあ、シュール。




『やだね！恥ずかしいもん！！』



伊之助「あ！なんだ、追いかけっこか！捕まえたら口付けするからな！！」




私は逃げる選択をした。けど、私と伊之助とでは走る速さに差がある。どうなるかは予想つくよね。




伊之助「捕まえたぞ、A！俺に勝とうだなんて甘いな！まあ、そんなとこもホワホワする！！」





『いーやー！！あーつーいー！！』




私の頬に口付けを沢山落としながら抱きついている伊之助。

──私たちがお互いに好きだと気付くまで、あと少し。








［ ホワホワする ］


(Aお前何度見ても可愛いな！)



(やめてよ、照れるって！)




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ユリさんリクエストありがとうございました！

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