73、裁定 ページ29
※引き続き雰囲気で読んでください。
「なぜお前がそんな情報を知っている?それにその情報が本当かどうかの証明はできるのか?」
半々羽織男の言葉に私は答える。
「私は以前十二鬼月の彼と行動を共にしていた時、鬼舞辻無惨と他の十二鬼月に会っています。その時に知り得た情報です。その話しが本当かどうかの証明はできませんが……
でも私は皆さんと同じで鬼舞辻を倒したいと思っている。奴がいなければ私の家族も殺されることはなかった。
私は皆さんと一緒の志しを持っています。
……どうか、私のことを信じていただけないでしょうか?」
真剣に、だけど切なそうな表情でそう伝えれば一瞬の静寂の後、お館様が口を開いた。
「…君の話は分かった。でも私たちは君のことをまだ信用することはできない。
だから、しばらくの間君を監視させてもらう。もちろん鬼殺隊での君の行動を見て信用に足ると判断したら監視をやめる、これでどうかな?」
かかった。
お館様の言葉に私は内心ほくそ笑む。
「それって…」
「まさかお館様!?本当にこいつを鬼殺隊に入れる気ですか?!」
「彼女は確かにまだ信用できない。けれど鬼の被害がこれまで以上に増えている。義勇の言ったことと小芭内が言ったことが本当なら彼女の剣の腕前は本物だと私は思う。本当に我々と同じ志しならきっと鬼殺隊で役に立ってくれるはずだ。
それに彼女のいう鬼舞辻とその仲間の情報も気になる。
僕は彼女の行動を見てから彼女の今後の処遇を考えてもいいと思っている。」
お館様がそう言えば数名不服な声をあげたが、お館様の説得によりなんとかその方向で話はまとまったようだ。
お館様やっさし〜!
そこで不満そうな顔してるどこかの誰かさん達とは大違い!
全ては私のシナリオ通り。
多少不測の事態はあったが、結果オーライってね!
「ありがとうございます。必ずやお役に立って、みせま………」
顔を上げてお館様にお礼を言おうとした。
けれど最後まで言葉にできなくて。
視界が霞んで、耳が遠くなる。
うわ、ちょっと、無理しすぎたかな………
誰かの呼び声を最後に私の目の前は真っ暗になった。
※※※
柱合会議編これにて終了です!
文才なさすぎてダラダラ長くなってしまってすみません…!
所々おかしい所があると思いますが温かい目で見てやってください…!
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たぴ(プロフ) - こたつみかんさん» とても嬉しい感想ありがとうございます…!大好きと言ってもらえて嬉しすぎて号泣してます(泣)これからも頑張ります〜! (2020年2月13日 17時) (レス) id: 8bf0134465 (このIDを非表示/違反報告)
こたつみかん(プロフ) - 最新話感動しました…!累くんに夢主ちゃん…本当に良かった…( ;∀;)この作品とても大好きです!いつも応援してます! (2020年2月12日 21時) (レス) id: 9818a33cdd (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 瑠衣さん» わあん嬉しい感想ありがとうございます!夢主ちゃん可愛いて言ってもらえて嬉しいです…!(泣)更新頑張ります〜!! (2020年1月31日 20時) (レス) id: 8bf0134465 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣(プロフ) - 夢主かわいい!!すっごく面白い!更新頑張れ!! (2020年1月30日 20時) (レス) id: 343b8fe714 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ(プロフ) - 香恋さん» 感想とても嬉しいです…!!(号泣)わああん更新すごく頑張れます!ありがとうございます!! (2020年1月26日 21時) (レス) id: 8bf0134465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たぴ | 作成日時:2019年10月21日 19時