お館様といっしょ。【産屋敷耀哉】

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恋仲、と言いますと、" アノ " 恋仲…?


手を繋いだり接吻したり、それ以上のことをしたりする…!?
ない。ないないない。

確かに義勇様はカッコイイし頼れるし好いてはいるけど恋愛とかではない。。




｢ どうしたんだい? 黙り込んで。｣

『 あっ…。義勇様とは恋仲では無いですよ。何故そう思われたのですか? 』

｢ 柱合会議の後いつも2人で話しているだろう。それに義勇はAに対しては心を開いているように思える。｣



確かに、意識はしてなかったけどいつも2人で話してたような話してないような…。
そんな私自身でさえ曖昧なところを覚えているなんて、流石。
上から目線みたいになってしまうけど、鬼殺隊のトップに立つだけはある




『 義勇様とは長い付き合いですし、あのような人柄なので一緒にいてあげた方がいいかな。。と、同情の目で接しておりました。』

『 私は相談相手のプロです。御相手様の心を開かなくては私の役目は務まりません。なので、それはそうなられて当然と思います…。』


｢ そうか…。それは安心したよ。｣




安心ね、安心。。

あんしん。。


ん??


『 安心したって、どういう意味…… 』



思わず考えていたことが口から滑ってしまった






｢ どういう意味って…そのままの意味だよ。｣






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