14話：〇 ページ16
？「僕も、いいよ。どうせすぐ忘れるし。」
んん？んーと、言ってる内容からすると、霞柱の時透 無一郎くんかな？
私の話、きちんと伝わってて良かった。ホッと安堵した、その時、
？「…俺もだ。」
『(っ！！)』
この声……義勇だ。声変わり、してる。それに、全然喋ってない。けど、分かる。
…義勇、賛成、してくれるんだ…、私に。
涙がこぼれそうになるのを、ぐっと歯を噛み締めて堪える。だって、今の私は冨岡奏子じゃなくて、岡田カナだから。義勇は、赤の他人なんだ。
『ありがとう、ございます。』
なんであれ、私のことを受け入れてくれた4人に、お礼を言う。
でも、まだ終わりじゃない。納得してくれていない人が、まだいるんだ。
天「おいおい、俺のことを忘れんなよ？まだ賛成してねぇぜ、俺は。ド派手に反対派だ。」
実「俺じゃなくて俺たちだろうがァ、宇髄ィ」
？「宇髄と不死川に賛同するというのは非常に癪に障るところではあるが、俺も反対だ。いくら鬼が憎い、鬼舞辻が憎いと言ったところで、貴様が鬼であることに何ら変わりはないだろう。甘露寺は優しいから信用したようだが、俺はそうはいかない、俺は信用しない。」
このネチネチした感じ…。喋り方…。そして出てきた「甘露寺」の名前()。…蛇柱の伊黒小芭内さんだ。
この3人は、まだ私を信用していないみたい。まあ、当たり前だよね。他の4人がすっきりしすぎているような気がするし。
そう言えば、炭治郎達は…？いつ呼ぶんだろう。
疑問に思っていると、そんな私の心を読んだかのように、お館様が言う。
お「では、ここからは3対3、信頼出来る仲間同士で話してもらおうか。3人とも、おいで。カナはこっちに。」
ここで呼ぶのか。お館様の近くに移動しながらそう思った。後ろから3人の人が入ってくる気配がする。
3人が入ってきて、先程私が座っていた場所、ちょうど風柱、音柱、蛇柱の3人が並ぶ位置に並んで座る。
『3人とも…。』
お「行冥と炭治郎と杏寿郎の3人は、カナを知っている。そして、鬼の怖さも知っている。特に杏寿郎、カナと共闘した君なら、カナがどれだけ信用出来る�狄祐岫瓩�、わかると思う。」
ここで、私のことを人間と言ってくださるお館様に、私はまたも涙をこぼしそうになった。
杏「御意！その前に、皆にはもう伝わっていることとは思うが、改めて言わせていただく！」
そう言って、彼は、深々と頭を下げた。
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じゃんみく(プロフ) - 月花月さん» 最近更新遅めになってしまっているので、近々更新します！！コメント＆応援ありがとうございます！ (2020年6月26日 13時) (
レス) id: eec2b385f7 (このIDを非表示/違反報告)
月花月 - 続きが楽しみです、頑張って下さい (2020年6月26日 11時) (レス) id: 31b75cec07 (このIDを非表示/違反報告)
じゃんみく(プロフ) - 蒼歌さん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2020年6月6日 7時) (レス) id: eec2b385f7 (このIDを非表示/違反報告)
蒼歌(プロフ) - 続き楽しみです！更新頑張ってください！ (2020年6月6日 2時) (レス) id: d00a66556b (このIDを非表示/違反報告)
じゃんみく(プロフ) - 鮭大根になりたいさん» うわあぁ、すみません、途中からお館様の「私が」が｢僕｣になっていました...。ご指摘ありがとうございます！！修正させて頂きました！応援ありがとうございます！頑張ります！ (2020年5月25日 22時) (レス) id: eec2b385f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃんみく | 作成日時：2020年5月2日 16時
