挨拶らしいよ ページ4
もうヤダ帰りたい＿＿
無一郎の素直な感想である
考えてみてほしい
御家第一の腐った界隈で父母が亡くなってすぐ無一郎の取り合いを始める野郎どもからぁ？
やーっとこさ離れられて任務を細々とやってそこそこ充実してたのにぃ？
次はそんな御家の頂点御三家のトップ教師と宿儺の指ゴックンしちゃった生徒その他etc居るとこに通えとぉ？
CRAZYか？って話である
クレイジーじゃない。ましてやcrazyでも無い。そうCRAZYだ。CRAZYなのだ。腐ってる
そろそろ運の無さを呪いたくなってきている無一郎だった。呪術廻戦だけに
真面目に15歳にそんな任務よこす上はやっぱりCRAZYだ。なるほど、五条とバチバチな訳だ
まぁでも夜蛾に恩があったのも事実であるので嫌だ、とは言えなかった
家の親戚を追い払い無一郎を援助してくれたのは他でも無い夜蛾だ
両親と面識があったそうだが、よく知らない
ただ最初会ったとき泣きそうになったのはよ〜く覚えてる
ぼーっと考えながら五条の後ろをついて歩く
現在教室へ案内をしてもらっている
身長高ぇなぁオイ
「あ、そーだ。ねー君」
「はい」
ふいに五条が話し掛けてきた
「無一郎だっけ？任務がもらえる年齢になって2ヶ月で二級になった子って」
「まぁ、はい」
「いくら天性の才能があっても実戦積まないと。相手の術式見破るのに経験と第六感は大切だからね〜これ、人生のノートにメモっとくように」
「先生にいわれても説得力皆無何ですが」
六眼とチートに等しい術式持ってる人に言われたくない。アンタに経験とか必要無いでしょ
あ、そうそうと五条が右手の人差し指を立てた
「無一郎はさー、悠仁の監視も兼ねて来たんだっけ？」
「そうですね」
「ふーん、そっか。じゃあさー」
くるり、と五条が振り返る
立てた人差し指をトン、と無一郎の額に置く
「＿＿＿＿＿上の命令だろうが何だろうが、悠仁達に手を出すなら、君から殺すから」
声がワントーン低くなるのと共に周りが急激に冷えていく気がする
声が震えるのを気合いと根性で押さえる
「・・・安心してください。俺の役目はあくまで監視ですから。報告もましてや抹殺も命じられていません」
そっか、とだけ五条は返すとまた歩き出す
”最強”をみせられ息が詰まったが、生徒を思って、もあるのだろう
上とはバチバチであるもののいい人何だなと実感する
「はーい、着いたよー！ここが教室」
質問責めまで、3秒前＿＿＿
終わり←入学らしいよ
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海犬 - 凄い面白かったです (2022年11月15日 17時) (
レス) @page4 id: cbe3a8f0b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - ねぎまさん» よかったです、、！無一郎くんカッコイイですよねぇ、、グッド (2021年1月31日 8時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
ねぎま - とても続きが気になります！！とても好きな作品のクロスでそもそも無一郎くんが好きすぎます！！ (2021年1月26日 3時) (レス) id: 9baedd9ba0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっくり四つ葉 - シェリーさん» そう言っていただけて何よりです！無一郎君は素晴らしい (2021年1月13日 3時) (レス) id: 558ca2fe7e (このIDを非表示/違反報告)
シェリー - 鬼滅の刃と呪術廻戦は神 それに推しの無一郎も神 (2021年1月8日 21時) (レス) id: d81e626837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっくり四つ葉 | 作成日時：2020年8月11日 17時
