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バスの中は、思いのほか静かで、クラス全員が7人に集中しているのがわかる。
目新しいことには声を上げて騒ぐ活発な女性陣も静かだ。
宇髄「桜木」
クラス中の視線などお構い無しに宇髄が話しかけてくる。
少しは遠慮というものを覚えて欲しい。
『…何だ』
宇髄「お前、自分のこと言わなくていいのか？」
『…』
宇髄「無視すんなよ」
『ベラベラと自分語りをしても何にもならないだろう』
宇髄にだけ(耳郎は離れたところにいるから平気だろうが、我妻には聞こえてしまうな)聞こえる音量で答える。
言葉通り、質問には答えるが、自分からベラベラと話す気は無い。
宇髄「…ふーん」
『私に構うな』
宇髄「へいへい、所詮昔と同じってか、わかりやしたよ、最強さん」
此奴…私に鬼殺隊と私の関係をばらす気満々だな。
相澤先生に紹介されていた時から何となく察してはいたが、そこまで私を自由に振舞わせたいのだろうか。
緑谷「…桜木さん、あの」
『…』
目だけを緑谷の方にやり続きを促す。
緑谷「彼らとは、どういう関係なの？」
『…ただの腐れ縁…だ』
答えになってない！！という心の声が、緑谷を含め様々な所から聞こえた気がする。
緑谷「そ、それは…どういう…？」
『…元同僚だ』
緑谷「…ん？」
緑谷が疑問に思うのも不思議はない。私たちは学生だからだ。
ここまで言ってしまえば、いずれは全て話すことになるだろうから、隠す気は無いが…言うタイミングを考えなければならないだろうと思っている。
そしてそのタイミングは、今ではない。
だから、必要最低限のことしか答えない。
いずれ話せる時が来るまでは。
なんて、そんなことを考えてしまっている自分がいることに驚く。
彼らが前世の話など信じるものか。
もし仮に信じたとして、それを話してどうなる。
彼らが同情してくれるとでも思っているのだろうか、私は。
そもそも同情など求めていない。
なら、私は何を求めている…？
『…宇髄』
宇髄「何だよ、さっきから俺ばっか呼びやがって」
『お前だけでなくても良い。私の事を説明しておけ、私は寝る』
宇髄「は？」
『…』ｽﾔｧ
「「「早っ」」」
人任せは良くないとは思うのだが、私では客観的に見た説明が出来ないだろうし、同僚に任せるのがいいだろう。
そう思った私は、質問への解答権を宇髄に預け、早々に意識を落とした。
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じゃんみく(プロフ) - 鄰さん» 久しぶり！それは...もう大丈夫なの？！こっちは全然気にしないでいいよ〜相変わらず亀更新でやってますので...！好きな時に来てね〜！ (2021年3月22日 7時) (
レス) id: 961bfcbea0 (このIDを非表示/違反報告)
鄰 - じゃんみくさん» じゃんみくさん、レスできてなくてごめんね。なんかパソコンがウイルスにやられちゃったみたいで、いじってたんだ。スマホ持ってないし、占ツク見れなくて焦ったんだけど、いじりにいじって、なんとかウイルス駆除？できたんだ。これからも応援するね。長文でごめん！ (2021年3月22日 3時) (レス) id: 6808633ea0 (このIDを非表示/違反報告)
じゃんみく(プロフ) - 鄰さん» 久しぶり！受験お疲れ様です！書きたいとこまで来れたからじゃんじゃん更新しちゃってるんだ...！2週間後にテストがあるから、それが終わったらまた更新できると思う。応援ありがとう、頑張るね！！ (2021年2月20日 9時) (レス) id: 961bfcbea0 (このIDを非表示/違反報告)
鄰 - じゃんみくさん» じゃんみくさん！久しぶりー。私、受験期間だったから、全くお話チェックできてなかったんだけど、とっても進んでてびっくりしたよ。私も、応援頑張るね。 (2021年2月19日 23時) (レス) id: 6808633ea0 (このIDを非表示/違反報告)
鄰 - じゃんみくさん» うん！これからも、じゃんじゃん、応援していくね！ (2021年1月3日 14時) (レス) id: 8a56d076e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じゃんみく | 作成日時：2020年8月25日 8時
