告白 弐 ページ13
一気に話し終え、2人を見た。
2人とも目を開いて驚いた顔をしている。
当たり前だよね、突然未来から来ましたなんて
言われても怪しさ満点だよね。
「よもや、よもや。
まさによもや話とはこの事だな。」
「でもAさんは嘘はついていないですよ。」
「そうだな、一度お館様に相談した方がいいだろう。
A少女、さぞかし不安であっただろう。
一人でよく我慢したな、えらいぞ。」
そう言うと煉獄さんは大きな温かい手で
私の頭を撫でてくれた。
煉獄さんの顔を見ると優しい顔で
微笑んでくれていた。
隣にいる胡蝶さんにも目をやると
胡蝶さんも優しく微笑んでうなづいてくれていた。
「…っ、信じてくれて…ありがとうごさいます!」
「Aさん、私は残念ながら虹柱という
話を聞いたことがないんです。
煉獄さんはご存知ですか?」
「む、俺も聞いたことはないな。
何かの柱の派生からできたものだろうか。」
「Aさん、今おいくつですか?」
話が急に変わったなと思いながらも
「17歳です。」と答えた。
「17となっ?!」
それまで頭を撫でてくれていた手を
慌てて引っ込めた煉獄さん。
?
煉獄さんを見ると顔が真っ赤だ。
胡蝶さんはそんな煉獄さんを
クスクス笑って見ている。
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作者名:杏 | 作成日時:2020年12月25日 6時