紅 絵 。 【鬼滅の刃 / 男主】

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水の呼吸 参ノ型 流流舞



水の呼吸 陸ノ型 ねじれ渦





『へぇ、水の柱と剣士か。



懐かしいなぁ、最後に作品になった柱も水柱だったよ。』






次々とくる攻撃を交わしながら、または筆で流しながら話す。俺の使う筆は、普通の筆とは違う。




持ち手が、50cmほどある特殊な筆なのだ。折れるのではないかと不安になる奴もいるだろうが、これが不思議、全く折れない。





｢お前は、、、！！｣





頭に包帯を巻いた、赤髪の剣士が口を開いた。





｢人の命をなんだと思っている、、！！


こんな、無様な姿にして、、、！！！｣






『うーん、、、





動いてたら、絵が描けないから動かないようにしてるだけだよ。』








俺の回答に、｢は？｣と言いたげな顔をする2人。







『だって、絵を描くには作品は動いちゃだめだろう。



動いてたら描けない。だから動いてるものは嫌いなんだ。』






｢そんな、そんな理由で人の命をうばってはいけない！！｣






『そんな理由って？俺からしたら重要なんだけど。』






筆の持ち手で、赤髪の顎を持ち上げながら見下ろした瞬間、腕が切り落とされた。





水の呼吸 拾ノ型 生生流転





柱の攻撃だった。素早く右手を再生させて筆を持ち直す。





｢炭治郎、無駄話はもういい。


首を斬るぞ。｣






冷静に物事を判断する柱の姿が、俺の記憶の中にある 何か と重なった気がした。







『まあいいや。




ふふ、どんな作品にしようかな。2人は仲良しさんかな？





一緒にしてあげるよ、素晴らしい作品にね。』







血鬼術 花咲筆








血を含んだ筆を、絵を描くように滑らせる。すると鋭い刃のようになった血が2人に目掛けて攻撃した。








『俺の操る血と俺の筆はね、特別なんだ。




君達も、綺麗な紅い花を咲かせてよ。』







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