氷のように冷たく雪のように暖かい 弐［鬼滅の刃］

65 鋼鐵塚の怒り ページ21

そして 蝶屋敷付近


『待って すごく殺気を感じるぞ』


前方で待っていたのはひょっとこのお面をして

包丁を四本… って怖！


鋼鐵塚さん怒ってるよ…


「刀を失くすとはどういう料簡だ

貴様ァアアアア！！

万死に値する… 万死に値するゥ！！！」


『ごめん！』


私は炭治郎を下ろし

禰豆子の入った箱だけ持って

その場を去った


「ええぇぇぇえ 禰夜！」


いや私悪くない


炭治郎が悪いから… しょうがないよ、うん






『ただいま！』


「おかえりぃぃぃ 禰夜ちゃぁぁあん！」


『我妻くん うるさい』


笑顔でそう言うと グハッ とか言って倒れた


あ、ごめん


「ところで炭治郎は？」


『表で鋼鐵塚さんに捕まって鬼ごっこしてる』


「あぁ…」


あれ、捕まってはいないのか？








ちなみにあの鬼ごっこは

夜明け近くまで続いたらしい

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