58 鎹雀 ページ14
次の日
夜はちゃんとあの後すぐに戻ってきて休んだ
その前に鎹鴉を飛ばして
新しく刀を作ってもらうように頼んだけど
そしてはやく蝶屋敷に帰ろうと朝はやく起きていた
お婆ちゃんはすぐに朝食も準備してくださった
さてと そろそろ行こうか
そんな風に思っていた時
チュン!チューン!
と雀が飛んでくる
『あれ、我妻くんの鎹鴉 ていうか雀』
どうしたんだろう
「チュン!チュンチュンチュンチュン!」
何だか焦っている様子
うん?
『朝起きたら炭治郎がいなくなってて 大変?』
「チュンチュン!」
その通り!とでもいいかのように頷いた
いなくなってたって…
怪我完治したのかな?
あぁ 煉獄さんのところかもしれない
でもこの子に言っても
我妻くんには伝わらないだろうし
ていうか我妻くん
私に伝わるか分からないのにこの子を?
まさか炭治郎がわかるから わかるだろうとか
思ったんだろうか?
確かに言ってることわかるんだけど…
私は指笛を鳴らし
『
と呼んだ
すると すぐに飛んでやってくる私の鎹鴉
「オ呼ビデショウカ」
『うん
蝶屋敷にいる我妻くんに
"炭治郎は多分煉獄家に行っていると思う
私が行くから安心して待ってて"
そう伝えてもらってもいい?』
「承知致シマシタ」
『あとこの子疲れただろうから連れてってあげて』
鎹雀を天の上に乗せて頼めば
快く返事をして 飛んで行った
さてと 私も行こう
煉獄家へ
炭治郎がきっと
煉獄さんのお父さんに怒鳴り散らされるだろうから
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作者名:癒姫 | 作成日時:2019年8月13日 11時