鬼の瞳隠して人の瞳隠さず

廿話 ページ21

...A視点...






宇「おいおい、そりゃあ本当か？此奴らを庇ったってことは認めてるってことじゃねぇのか？」




宇髄さんは私の目の前まで来ると私の頭を雑に触りだした





『あの時は殺すべきではないと判断しただけです...そこから後は別に...それに甘露寺さんが言う通り、お館様にも何か考えがある筈です...』





私は乱暴に宇髄さんの手を振り払う








甘「いらっしゃるまでとりあえず待った方が...」






煉「...」

悲「...」






炭「俺と禰豆子は一緒に戦えます！！鬼殺隊として人を守るために戦えるんです！！！だから...！」








しのぶさんが一瞬、悲しそうな表情だった





哀れんでいるようにも見えた




やはりお姉さんのこともあって禰豆子ちゃんのことを認めるのは難しいだろう









？「オイオイ、何だか面白いことになってるなァ」






すると突然聞き覚えのある声が聞こえてきた




隠「困ります不死川様！！どうか箱を手放してくださいませ！！」





彼の後ろから隠の人が必死にそう呼びかけていた









「鬼を連れてた馬鹿隊員はそいつかィ？一体全体どういうつもりだァ？」


風柱・不死川 実弥








不死川さんの手には禰豆子ちゃんが入っている箱があった








甘(不死川さん！また傷が増えて素敵だわ！)








隠「胡蝶様、申し訳ありません...」






しのぶさんは立ち上がり不死川さんの方を見る





しのぶさんが怒ってる...







し「不死川さん、勝手なことをしないでください」





甘(しのぶちゃん怒ってるみたい！珍しいわね。カッコいいわ！)









不「鬼が何だって？坊主ゥ...鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ？」




不死川さんは刀に手を添えていた





『まさか...』









不「そんなことはなァ...








ありえねぇんだよ馬鹿がァ！！」









ドスッと音を立てて不死川さんの日輪刀が箱に刺さった








しのぶさんや冨岡さんの表情が険しくなった






少しやりすぎでは...






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作者コソコソ噂話

最近、作者コソコソ噂話が多いですよね

普通に大正コソコソ噂話の方がネタ切れなんですよ...ネタ切れ早っ

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