115 そして数日 ページ22
一週間後 俺は復活し
伊之助は任務に復帰した
そしてなかなか戻らない体力を回復させるため
なほちゃんたちに機能回復訓練を手伝ってもらい
刃毀れしてしまった刀のことを聞いてみた
するとすごく躊躇った様子で
鋼鐵塚さんからの手紙を渡され
そこには
お前にやる刀は無い だとか
呪ってやる だとか
そういったことばかりが書かれ
肝心の刀は無かった
困った俺に きよちゃんたちは
刀鍛冶の皆さんの里のことを教えてくれた
そして数日
お館様の許可がおりたということで
俺は里へ向かう
けど あれから一度も禰夜とは会っていない
きよちゃんたちに聞いたら
あの日 たまたま 定期検診だからと
呼ばれていたらしく
その日に 完治 と判断されていたらしい
柱 だからか
任務には復帰していたみたいだけど
やっぱりそれからも忙しいんだろう
禰夜 と話したいことがあるんだけど…
上弦の陸を倒したあの日
前世は鬼なんだ と言った禰夜
その事がどうしても気になっていた
激しい戦いに行くたび
変わっていくあの髪色も
どこか 禰夜とは違う匂いが
混じっていくように感じた
それとあの強さ
それまでの四ヶ月俺らは死ぬ気で鍛えた
それに禰夜も参加していた
けど 強さの桁が違った
あの鬼と戦った時 禰夜は毒を喰らわなかった
宇髄さんでさえ 受け流しきれなかった攻撃を
全て受け流し その上 攻撃を与えた
今の禰夜は柱の中でも強い存在なのかもしれない
近いうちに話せたら良いけど…
そんなこんなで
俺は刀鍛冶の皆さんの里に来ていた
→(炭治郎sideでした)
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作者名:癒姫 | 作成日時:2019年8月24日 12時