36話 ページ38
園長室に入った瞬間立ちくらみがした。
最近働きすぎかしら?体調が悪いわ。
ちゃんと寝ないとダメね。
椅子に座り、書類整理をする。
明日は園児の面接と役所に行って昼から妊婦さんの回診に回りと忙しいわね。
書類を書くため机に向かい私は意識を手放した。
目が覚めたら背中に毛布がかかってた。
あれ?誰がかけてくれたんだろう...
不「起きたんかァ。」
実弥さんが園長室に入ってきた。もしかして毛布かけてくれたのって実弥さん?
不「部屋覗いてたら寝てたからなァ。無理しすぎじゃねぇのか?ちゃんと休めよ。」
私の頭をポンポンする実弥さん。
落ち着く...たしかに少し気張りすぎかも。
『ありがとうございます。ゆっくり休みます。』
不「おう、じゃあ俺は任務に行ってくるわぁ。」
『あ、見送ります。』
実弥さんと伊黒さんを正門まで送る。
『お二人共お手伝いありがとうございました。任務お気をつけて行ってらっしゃいませ。』
伊「あぁ、行ってくる。あ、蜜璃に無理しないようにと伝えてくれ。」
『はい、無理してたら止めるので大丈夫ですよ!』
伊「色々苦労かけるが頼む。」
不「んじゃ、俺も行くわァ。帰り気をつけて帰れよ。」
『はい。』
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年8月2日 17時