幸せのかたち【不死川実弥】 (ページ28)

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26話ページ28

ご飯を食べ終わり、お風呂に入って寝るだけとなった。

『実弥さんが屋敷にいるとか新鮮ですよね。』

不｢まぁ、最近は休みなかったも同然だったしなァ。｣

『ふふ、幸せです。今は鬼や仕事のことなんて忘れて実弥さんと二人の時間を過ごせて。』

私にはもったいないくらいで。こんなにも穏やかでほっこりできる時間を過ごせるなんて...

不｢フッ。屋敷戻ると希星いるしなァ。｣

あいつうるさいからなァとか言いながら笑ってる実弥さん。希星もなんだかんだ世話になってるからね。

『そうですね、落ち着きはしませんが。』

不｢そろそろ寝るかァ。｣

『はい。あ、ちょっと待ってください。』

不｢なんだよォ？｣

『実弥さん、今日も一緒に寝てもいいですか？』

実弥さんの屋敷に来たらいつもこうだ。一緒に寝てもらってる。最近怖い夢見たりして寝れないから。

不｢今日はダメだァ。｣

『え、なんでですか？』

不｢お前いい加減にしろよォ？｣

『ご、ごめんなさい。』

え？なんか怒らせちゃったかな？色々考えてたら実弥さんが私を引き寄せていきなり接吻をした。