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血だらけになって戦う俺たちの元に、1匹の猫が現れた。
背負っていたカバンから、注射器のような物を発射し、俺らの体に打ち込む。
すると、先程まで感じていた体の痛みや脈の狂いが治まったのだ。
(( これなら、動ける!!))
体が思い通りに動くようになったことで、再び無惨に攻撃を仕掛ける。
「無駄な足掻きをするな!!
潔く死ね亡者共!!!」
今までのとは違う、さらに広範囲の攻撃。
建物や地面は丸い穴ぼこのようにへこんでいる。
背中に攻撃をくらいながらも、なんとかして避け続ける。
視界の端に、ふらふらと歩く小芭内の姿が写った。
「伊黒ーーーーっ!!!!」
実弥の叫びと共に、小芭内に向かって走り出す。
義勇と共に、攻撃をした時には遅かった
と、思った。
なんと宙に浮いて攻撃をかわしていたのだ。
「小芭内!!」
名前を叫び、顔を見て無事なことを確認し攻撃に戻る。
ガガガガ、と全員で無惨に斬りかかっていく。
(( だめだ、無惨自身に刀が届かない!!!))
どうしたもんだ、と考えていると突如、目の前に三人の隊士が現れた。
変な御札をつけた伊之助くんと、カナヲちゃん、善逸くん。
「いっ、、てェェェェ!!この糞虫が!!」
「お前たち生きていたか!!」
「死んでたまるかボケェ!!
あと俺たちのこの紙いっぱい持ってるからな」
悲鳴嶼さんの声掛けに、自慢げに答える伊之助くん。
「無駄口を聞くな!!」
無惨の攻撃が襲うが、身軽に躱す伊之助くん。
その瞬間、小芭内が無惨の右腕を切り落とした。
赫刀へと変化した小芭内の刀で斬られた無惨の腕は、再生速度が遅くなっていた。
「遅い!!赫い刃で斬られると無惨でさえ再生が遅くなる!!!」
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まし(プロフ) - 素敵な物語でした!! (2022年6月16日 1時) (レス) id: f16da9e902 (このIDを非表示/違反報告)
成瀬(プロフ) - 腐腐腐さん» コメントありがとうございます!更新頑張ります(*´˘`*) (2021年10月8日 10時) (レス) id: a57550cc67 (このIDを非表示/違反報告)
腐腐腐 - めっさ好きです!続き楽しみに待ってます! (2021年10月6日 18時) (レス) @page1 id: c7cac8184e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成瀬 | 作成日時:2021年10月5日 0時