お前、自分が可愛いって知ってんのか？【鬼滅の刃】

48 屋敷にて ページ9

錆兎「おかえり、A！…と不死川」

『ただいま、錆兎さん』

実弥「…嫌な顔すんじゃねェよ、鱗滝」



私たちが屋敷に着くと、錆兎さんが出迎えてくれた。

義勇さんは任務で、真菰は怪我人の手当てを行っているらしい。



錆兎「体は大丈夫か？日光は辛くないか？」

『全然大丈…』

実弥「あーあー過保護だなァ、鱗滝はよ」

錆兎「…何だと」

実弥「コイツが女だからっていちいち構いすぎじゃねェか？」

錆兎「あのな！Aは女だから心配で……は？お前、バレたのか」

『……うん。色々あって』

錆兎「色々って何だ」




問いかけてくる錆兎さんをなだめながら、不死川さんを見ると、べ、と舌を出している。


……可愛い。



はっ！いかんいかん。




『錆兎さん、昼食は何にするの？』

錆兎「あーまだ決めてなくてな。お前が帰ってきたら聞いて作ってやろうかと」

『なるほど。不死川さんは何が食べたいですか？』

実弥「…おはぎ」

『……え、お昼におはぎ食べる生活してるんですか！？死にますよ！？』

実弥「死んでねェ！」

『認めた』

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