3.むいくん ページ6
『あの、時透さん。』
時「...戻ってるんだけど。」
『あ、ごめんなさい。むいくん?』
時「うん。」
意外と子供っぽいとこもあるんだね。むいくんは...
時「あ、Aさん!この辺、鬼いるよ。気配がする...女の人を攫うって言うし、僕から離れないでね?」
『わかりました!』
時「そこか!霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞!」
え、え!?反応が速い。むいくんすごい...
「女いるじゃねぇか。しかもそいつ稀血だなァ。」
時「Aさん下がってて。」
「お前に用はねぇよ。」
鬼はむいくんを無視して、私の方へ来た。
十二鬼月下弦の肆...私にやれるだろうか?でも、やらないと喰われるだけ...
『全集中、星の呼吸 壱ノ型 流星群!』
私は鬼を斬りつける。
頸には当たらない。
時「ちょっと僕を無視しないでくれる?霞の呼吸 弐ノ型 八重霞!」
むいくんの技を軽々と避ける相手。
『むいくん、私と協力して倒しましょう!これではキリがありません。私が鬼の動きを封じます。むいくんはその隙に頸を斬ってください。』
時「わかった。でも動きを封じるなんてできるの?」
『任せてください、寧ろそれしか今の私にやれることはありません!』
この鬼を倒してもまだ鬼はいる。気配はひとつじゃない。この鬼が親玉なら私達でやらないと。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年5月13日 14時