42.継子 ページ45
師範、私はあなたみたいになれるでしょうか?
あなたみたいに星の呼吸を使いこなせるでしょうか。分からないけど、私が継がなきゃ星の呼吸はここで途絶えてしまう。
──A走れ!逃げて生き残って、星の呼吸を継いでくれ。──
私が鬼殺隊になった原点。
『すみません、御館様。』
こんなふうに言われたのは初めてで嬉しくて涙が溢れた。
御「Aは素直だね。いいんだよ、泣いても。」
後ろにむいくんが来て背中をさすってくれた。
煉獄さんが頭をポンポンしてくれた。
御「Aは継子を作る気はないのかな?」
え、継子?考えたことなかった...確かに星の呼吸は私しか使えないけど、継子に教えるってことは私が師範になるってこと。
今の私には難しい。
『ないです。無理だと思います。自分のことで精一杯です。継子の面倒までは見れません。星の呼吸は拾参ノ型まであると師範に聞きました。私は拾壱のこと型までしか使えません。』
宇「結構多いんだな!」
煉「そのうち、星歌なら習得すると思うがな!」
御「まぁ、継子に関してはゆっくり考えてくれればいい。」
『継子を作るなら男の子に継がせますね!』
時「それはダメ!」
冨「時透の言う通りだ。(男と一つ屋根の下)はダメだ!」
胡「冨岡さん、言葉足らずで伝わってませんよ。」
え、なんでそんなみなさん必死なんでしょうか。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年5月13日 14時