37.鬼を連れた剣士 ページ40
竈門くんがみんなに話をする。
わかったのは妹の鬼は人を喰わない、鬼殺隊として戦えること。
那田蜘蛛山にて自分も守ってもらった。このことを踏まえて生かしていいと思う。
冨岡さんと竈門くんは同じ呼吸を使うし、知り合いなのかな?
『あの、ひとついいですか?』
胡「ん?どうしました。」
『私、那田蜘蛛山で十二鬼月と戦闘中に竈門くんの妹の禰豆子さんが私を鬼の攻撃から庇ってくれたんです。このことも踏まえて御館様が来てからってことじゃダメですか?』
宇「そんな馬鹿な。」
伊「鬼が人を守るなどそんなこと...」
『でも、事実なので。冨岡さんが助けに来てくれなかったら危ないところでした。』
不「おいおい、面白いことになってんな。」
『不死川さん...その箱!』
竈「禰豆子!」
不「鬼殺隊として一緒に戦える?そんなことはな、ありえないんだよォ!」
『不死川さん、待って。お話を聞いてあげてください。』
胡「不死川さん、勝手なことはしないでください。」
不「いくら星歌の頼みでもそれは聞けねぇな。星歌、こいつと同期なんだってな。」
伊「同期なら庇って当然ということか。」
違う、違うのに。
竈「禰豆子を返してください。Aのことを悪く言うな!何も悪くない!」
不「冨岡といい星歌といい、なぜそいつとこの鬼を庇う。」
そう言って不死川さんは禰豆子さんの入っている箱ごと刀で刺した。
な、なんで...どうしてそんなことするの?
竈「俺の妹を傷つけるやつは柱だろうがなんだろうが許さない!」
冨「やめろ!もうすぐ御館様がいらっしゃるぞ!」
竈門くんは不死川さんに頭突きをした。
今、すごい音したけど...痛そう。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年5月13日 14時