34.鬼なんて 胡蝶side ページ37
胡「冨岡さん、本気なんですね?柱が鬼を庇うなんて。」
鬼がいたのに鬼を斬らなかった上に逃がしてしまった冨岡さん。
なにか理由があるにせよ、柱が鬼を逃がすなんて、あってはいけないこと。
胡「あなたがその気でも私はここで時間稼ぎに付き合うつもりはありませんので。では、ごきげんよう〜」
私が木の上に乗って来た道を戻ると冨岡さんが走ってついてくる。
胡「それで私に追いつくつもりですか?私を止めることもことも結構ですけど、もう1人いることをお忘れなく〜」
あら?そういえばAさんはどこに行ってしまったのでしょう。
冨岡さんに聞くの忘れてしまった。うっかりです。
考え事をしていたらいつの間にか冨岡さん捕まっていた。
胡「冨岡さん、聞いてますか?冨岡さん鬼を斬りに行く私の攻撃は正当ですから違反にはならないと思いますけど、冨岡さんのこれは隊立違反です。鬼殺の妨害ですからね。どういうつもりなんですか?」
そう尋ねるけど何も言わない冨岡さん。ていうか、腕力が強すぎて抜けれないのですが...
胡「なんとかおっしゃったらどうですか?これは最後通告です、理由くらい話してください。」
冨「あれは確か2年前のこと...」
胡「そんなところから長々と話されても困りますよ。嫌がらせでしょうか。嫌われてるって言ってしまったこと根に持ってます?」
とりあえずここから抜け出してさっきの鬼を倒さなければ。
私は足から刃物を出し冨岡さんに攻撃しようとした。
すると鴉が飛んできて、さっきの少年と鬼を本部に連れ帰ることになった。
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年5月13日 14時