25.星風! ページ28
一通り不死川さんに星の呼吸を見せた。
不「直ぐに使えそうなら漆ノ型だなァ。」
『漆ノ型ですか?』
不「あァ。例えば少し体をひねりながらその技出してみろォ!」
『こうですか?』
不死川さんの言う通り少し体をひねってやってみたら風と一緒に星が流れた。
『え、何今の。すごい...』
不「やれば出来んじゃねぇかよォ!あとは実践でどれだけ通用するかだな。」
『凄いですね〜』
不「(大した才能だなァ!)まぁ、あとは自分で磨いていけよなァ。胡蝶が言うように星の囁きとか回復とか確かに大事かもしれねぇが、他を磨くことも大事だからなァ!」
『はい、頑張ります!その...また稽古つけてもらってもいいですか?』
不「俺が非番だったなァ!さて、休憩しておはぎでも食うかァ?」
『はい、あ、私抹茶点てます!』
不「おう。前から思ってたんだがよ...お前何者だァ?」
『普通の人間ですけども。』
不「抹茶を点てれるってなんだよォ!」
『うちは実家がそういうのうるさくて。小さい頃からお稽古事をさせられていたんです。お茶も点てますし、琴だって弾けますよ。鬼殺隊に入る前は踊り子、歌い子など仕事もしてましたし、少しなら保母さんのお仕事もしてましたよ。』
不「星歌も苦労してんだなァ。」
『そんなことないですよ?あ、抹茶できましたよ。食べましょうか?』
不「おォ。」
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年5月13日 14時