24.おはぎ ページ27
今日は不死川さんと稽古の日。
手土産におはぎを作って持ってきた。さすがに手ぶらってわけにもいかないから。
『不死川さん〜いますか?』
不「おーあけるから待ってろォ!」
不死川さんはすぐに家に入れてくれた。
『不死川さん、これお土産です。』
不「おはぎじゃねぇか!」
『はい!』
不「ん?その荷物はなんだよ。」
『抹茶を点てる道具です。』
不死川さんはおはぎと抹茶が好きだとしのぶさんから聞いた。
不「おはぎ、後で一緒に食うかァ?」
『え、いいんですか?じゃあ食べます。』
不「先に稽古つけてからだけどなァ。」
『よろしくお願いします!』
不死川さんとの稽古が始まった。
不「昨日、時透のとこで稽古してたらしいな。前よりも刀の持ち方様になってんぞ!」
『え、本当ですか?』
不「あぁ。もったいないのはその剣を突く速さ、星歌自身のスピードを生かしきれてねぇ技だなァ!」
『自分のスピードを生かす技ですか?』
不「お前は鬼と戦う時、壱ノ型と肆ノ型で勝負をつくことが多いなァ!でも、それが通用しねぇ鬼が出てくることだってある。」
不死川さんが言ってるのは多分十二鬼月を指すんだろう。
確かにずっと鬼の頸を斬ることが出来ないなら一人立ちは無理だし、柱からおろされる可能性も出てくる。
『そうですね。では、どうすればいいんでしょうか?』
不「俺に他の型を見せてみろォ!」
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作者名:あかりんご | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HQakaashirabu/
作成日時:2020年5月13日 14時