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28 人を動かす力 ページ30
「あ、禰夜さん!」
『え?』
話しかけてきたのはカナヲだった
コイン投げてないよね
どうしたんだろう
「禰夜さん、私もうコイン投げません」
どうしたんだろう 急に
たしか 前に言ったことがあった
コインなんて投げずに
自分の思ったように生きればいいって
それが急に
…あぁ 炭治郎かな
炭治郎は頑固だから
『…よかったね』
「だから 禰夜さんも 笑って」
そう言ったカナヲは笑っていた
炭治郎はどうしても 人を動かす力がある
私とは違う
双子でも全然違う
『それはできないけど ありがとう
私も任務行くね』
それだけ言って私はその場を去った
炭治郎の周りの人は
みんな炭治郎みたいになる
それは昔からのこと
だから 今の私にとって
それはすごく苦しいことだった
ごめんね
お願いだから 許さないでよ
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作者名:癒姫 | 作成日時:2019年8月2日 3時