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桜田「花火大会続き!」伊黒「つまり番外編。」 ページ36

カランコロンカランコロン。



下駄の音が響く。


桜田「お祭りなんて久しぶりだよ〜笑」

そう言って私はクスクス笑う。

桜田「まさか伊黒も私服で来るとは思わなかったなぁ。」

桜田「羽織はそのまんまだけど。」

伊黒「お前こそ随分と気合いの入った服装だな。」

桜田「ふへへ、胡蝶さんに着物借りたの。
  持ってなかったから!」


伊黒「・・・・そうか。」

桜田「似合う?似合う?」

伊黒「・・・自分で考えろ。」

桜田「自分で考えてどうすんのさ。」

私は「もう」、と言って頬を膨らませる。




伊黒「・・・いいんじゃないか。」

桜田「!」

桜田「ありがと。」

自然と笑顔になるのが分かる。

ふにゃあって。




そろそろお祭りに着くかなってところで胡蝶さんに出会った。


桜田「胡蝶さんだ!お一人です?」

桜田「良かったら一緒にお祭り回りませんか?」

伊黒「なっ・・・!」

そう言うと胡蝶さんはクスクスと笑って大丈夫ですと言った。


胡蝶「私もある人を待ってるんです。」

桜田「?どなたですか?」

胡蝶「ふふっ内緒です。」


そう言った後に胡蝶さんは

「女性を数刻待たせる勇気のある人だ」と言った。




・・・・義勇さんかな。


胡蝶「ご自宅に毒もって押しかけてやりましょうか。」

桜田「やめてあげてください・・・。」





―――

桜田「伊黒!金魚すくいだって!」

伊黒「・・・欲しいのか。」

桜田「いや、金魚可愛いなって。」

伊黒「・・可愛いな。(桜田が)」

桜田「可愛いよねぇ。(金魚が)」



桜田「綿あめだ!一緒に食べよう!」

そう言って私はお金を払う。


屋台のおじさん「おっ!ねぇちゃん可愛いねぇ!大きいの作ってあげよう!」

桜田「わぁい!やったぁおじさん有難う!」

伊黒「おい糞爺あまり桜田に近付くな。」

桜田「こら伊黒!!」

屋台のおじさん「おう?にぃちゃん達恋人かい?いいねぇ若いねぇ!!」

桜田「へっ!?」

伊黒「喉元かき切るぞ爺ィ・・・!!!」





-----

桜田「林檎飴も美味しかったぁ〜、次は何する?」

伊黒「そろそろ花火が始まる。見やすい場所に移動するぞ。」

桜田「うん!」


伊黒ってなんだかんだ言って付き合ってくれるんだよね・・。

優しいね。




私が伊黒を好きになったのにはちゃんとした理由がある。




まぁあんまりいい思い出とは思えないけどね。笑

いい思い出なのかな。






一瞬で好きになった。









このお話は後ほど、ね。

伊黒「続き。」→←桜田「奈々拾参。」



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- 桔梗さん» ひゃっふぅ。(^-^ (2017年10月25日 22時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お疲れ様 (2017年10月21日 17時) (レス) id: 99f9ade5b5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヨモギさん» 有難うございます!(●´ω`●) (2017年10月15日 23時) (レス) id: c21cec3906 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ(プロフ) - 仁さん» 1章も昼間見てました!良かったですね、 (2017年10月15日 23時) (レス) id: 96e96e60af (このIDを非表示/違反報告)
- ヨモギさん» 読みましたよ〜。憧れの仁さんて 笑 有難う嬉しかったです(^-^) (2017年10月15日 21時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年8月21日 20時

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