検索窓
今日:2 hit、昨日:6 hit、合計:152,153 hit

蒼空翔「陸拾です。」 ページ21

桜田「・・・それって・・・その翌日に鬼が出たってこと?」

蒼空翔「・・・はい。」


・・・それじゃあ、父さんはお母さんの命日に死んだってこと・・・?


蒼空翔「・・・これを。」

桜田「?」

蒼空翔「空唆様がA様に書かれたものです。」

桜田「!日記に書いてた手紙のことか・・・。」



『Aへ


  お前がこれ読んでるってことは家に帰って来たんだな。

  ・・・そんで俺は死んでるんだなぁ・・。

  ・・・お前のことを認めなくてすまなかった。

  本当はな、もうとっくに認めてたんだ。

  言葉にしなかったんだ。お前が俺の前から消えそうで、

  言えなかったんだ。

  自分勝手だな。こんなのが父さんでごめんな。

  ・・・お前は俺に「二刀流は教えてもらったばっかりだ」って

  言ったな。

  そんな事はない。俺は二刀流についての教えられることは全て教えた。

  そしてお前はすべて習得した。

  もうお前は二刀流の剣士を名乗ってもいいほどだ。

  ・・・父さんの部屋の端に小さな箱があるだろう。

  それを開けなさい。お前に贈り物があるんだ。

  鍵は右端の棚。上から三番目。

  そこにも手紙を入れてある。

  お前に言ってなかったことを書いてある。

  読んでくれ。


  空唆 』




桜田「やっぱり・・・・・認めてくれてたんだ・・・。」

伊黒「・・・・・・桜田、棚から鍵を取り出そう。」

桜田「・・うん。」


私たちは父さんの部屋の棚の元へ行った。


桜田「これかな?」

伊黒「・・・随分と大きい棚だな。」

桜田「父さんの部屋自体が大きいからね〜・・・。」

蒼空翔「倒さないようお気を付けくださいね。」


私は棚の上から三番目を開けた。

キラッと銀色の光が見える。

私はその場所に手をのばした。


桜田「鍵・・・。」

伊黒「・・・洋風だな。」

桜田「父さんらしくないなぁ 笑」

桜田「あ、手紙だ。・・・後で読もうかな。」


そして箱のもとへ行った。


桜田「開けるよ。」









桜田「!!」



 







そこにあったのは、









 









父さんの、日輪刀だった。




 

桜田「陸拾壱。」→←伊黒「同じく。」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (42 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
117人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 女主 , 伊黒小芭内
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- 桔梗さん» ひゃっふぅ。(^-^ (2017年10月25日 22時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)
桔梗 - お疲れ様 (2017年10月21日 17時) (レス) id: 99f9ade5b5 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ヨモギさん» 有難うございます!(●´ω`●) (2017年10月15日 23時) (レス) id: c21cec3906 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ(プロフ) - 仁さん» 1章も昼間見てました!良かったですね、 (2017年10月15日 23時) (レス) id: 96e96e60af (このIDを非表示/違反報告)
- ヨモギさん» 読みましたよ〜。憧れの仁さんて 笑 有難う嬉しかったです(^-^) (2017年10月15日 21時) (レス) id: bc9c1dd6c2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2017年8月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。