蛇柱と天柱

伊黒「肆拾参・・・ゲホッ。」 ページ49

伊黒はどんどん食べ進めていった。

嬉しいなぁ・・・。

桜田「どれ私も一口。」

私はもう一つの木製スプーンでお粥を食べた。




桜田「うぐゥおッッ！！！！」




桜田「ゲホォォッ！！なにこれ不ッ味い！！」

桜田「え！？さっき美味いって言ったよね！？」

伊黒はコクリと頷いた。




伊黒「・・お前が俺のために作った。それだけで美味しかった。」







！！？！！？？！！？！




うっうっ・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！？！！？


ふぅわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！


桜田「うあぁぁぁ・・・・・。」


反則・・・反則だぞ卑怯だ。


伊黒「・・・・どうした、大丈夫か。」

桜田「大丈夫に見えるかよぉぉぉぉぉ。」

伊黒「すまん見えん。」

あぁぁぁぁもうだめだぁ。


　






・・・・・・大好きなんだよー・・・伊黒。



・・・・言葉にはしないけど。



・・こんなこと言ったら、伊黒に迷惑だからね。



桜田「・・・疲れた、寝る。」


伊黒「・・・はぁ！？」


桜田「スピィ〜。」

伊黒「この鼠馬鹿が！！部屋から出ろ！！(バシィッ」

桜田「いったぁ！殴んなくてもいいじゃん！(正確には叩いた。)
　 あと宙丸を侮辱するなー！！！」

伊黒「五月蠅い！さっさと出ろ！！」

桜田「わかったよ！！じゃあねばいばい！！」




数十分後・・・・。



--------------伊黒



伊黒「・・スゥ・・・スゥ・・・。」



伊黒「・・・ぅ・・・。」

・・・？あの後結局寝たのか・・・。

俺は目をゆっくり開いた


伊黒「！？！！？？！？！？」

桜田「・・・・。」

桜田！！？

こいつは確か出ていった筈・・・！！？何でいるんだ・・・！！？

桜田「スピィ。」

しかも寝ている・・・！！？


伊黒「・・・男の前で寝るな・・・。」


・・・まぁ可愛らしいと思ってしまった。

・・・・・起こすのも悪いしな。俺ももうひと眠りしようか。

断じて、そ・・そそそそ添い寝したいとかではない。

断じて、断じて。


そんなことを考えながらも俺は桜田の手を握った。


そしてまた、深い眠りについた。





　






--------------
仁です(・ω・)



風邪編終わりです！え？なんか納得いかない？

知りませぇん。え？ウザイ？知りませぇん。(・ω・)

それでも読んでくださって有難うございます！(●´ω｀●)

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