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続き ページ28

禰豆子さんは、凄く可愛い。



鬼なのに、人を食わないし、華奢なのに、力は強くて、何度も人間を危機から守ってきたって、皆が噂していた。



禰豆子さんが、我妻さんの想い人であるのは一目瞭然だった。



私がどう足掻いても、善逸さんの隣に行くどころか、竈門さん達のような関係にすらなれないんだろう。




我妻「ねねね、今から甘味処行かない!!?この近くにできたんだって!」



竈門「俺はいいけど…あれ、伊之助は?」



禰豆子「いのすけ、あっち!」



伊之助「猪突猛進!!猪突猛進!!」



我妻「あっAちゃんも行く?」




とっても素敵な笑顔で誘ってくれる善逸さん。



竈門さんも頸をかしげて、禰豆子さんも私を見る。



そんなことはきっとないって分かってるのに。



今、彼らについていくのは、お邪魔虫になるだけなような気がした。




『…いえ、この後、師範と用事があるので、皆さんだけでどうぞ!』




悲しくて、ズキズキ痛む心を隠したくて、精一杯の笑顔でそう言い、では。と小走りに部屋を出た。




竈門「…善逸…?」



我妻「やっぱ、今度にしよっか。」



竈門「!あっ何処行くんだ!?」









屋敷の廊下を歩く。



脳裏に映るのは、楽しそうに話す善逸さん達だった。



邪魔したくない。でも、善逸さんが好きで、離れたくない。


それが、善逸さんにとって迷惑なら私は…




「何考えてるの。」




刹那、誰かに後ろから抱きしめられて、吃驚する。




『ぜ、善逸さん…』



我妻「悲しい音がしたから追いかけてきたんだ。」


「嫌な音がした。何考えてたの?」



『…関係、ないです。』




そこまでいって、私の体は壁に押し付けられた。



逃さない、とでもいうように善逸さんの手が顔の真横にある。




我妻「答えて」



『!ね、禰豆子さんと善逸さんの邪魔になるなら…善逸さんのことは大好きだけど、貴方の恋路を邪魔したほど、私は嫌な女になりたくないです…』




だから、離れようとしました。といおうと口を開くけど、開いた口は善逸さんの口で塞がれた。



反射的に身体を押し返そうとしても、ビクともしないし、それどころか二の腕をがっちり掴まれて逃げられなくなった。

続き→←【 みっともないほどにあなたが好き 】 我妻善逸



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藍恋(プロフ) - 凪さん» 返事が遅くなってすいません。やってみます! (2020年4月17日 0時) (レス) id: 1a1a4b79c8 (このIDを非表示/違反報告)
- ごめんなさい語彙力がなさすぎて編な文になりました、難しければ飛ばしてくださっていいです、すみません! (2020年2月23日 13時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストで、伊黒さんと夢主、どちらも浮気していて、偶然逢引中に二つのカップルが出くわしてしまい伊黒さんと喧嘩になるけど、、みたいな話お願いできますか? (2020年2月23日 13時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 藍恋さん» 作品にあっていないリクエストしてすみません。申し訳ありません。 (2019年10月14日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 藍恋さん» 宇髄の話続き気になります。 (2019年10月2日 13時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍恋 | 作者ホームページ:http://puchiamatheater  
作成日時:2019年9月6日 22時

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