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続き ページ14

『お待たせしました、玄弥くん』





実弥さんによく似た顔立ち。




目尻に涙を滲ませ、口に詰められた布を噛みながら、自らのモノを弄ぶ玩具から与えられる快感に必死に声を抑えてているその姿に思わず濡れてしまう。




玩具を止めてやると、安心したように、でもどこか物足りなさそうに私をみつめた。





『よく我慢出来ましたね。』





ふるふると小さく震えながらも、玄弥くんは伸ばされた私の手に縋るように頬を擦り付ける。




嗚呼、なんて愛らしいのかしら。





『いい子ですね、でも…お兄様の前でこんなにしちゃうなんて、玄弥くんはやっぱり淫らな子です。』





そっと、反り立つ彼のモノに手を当てると、大げさなくらい体を揺らす。




実弥さんとは真逆に素直で可愛くて、純粋な玄弥くん。




玄弥くんとは真逆に、天の邪鬼で不器用で、愛おしくなる実弥さん。




これだから、私はこの関係をやめられない。





『お仕置きです。私は今から、お兄様とイイコトをしますが、玄弥くんは明日まで我慢です。』





実弥さんによく似た、少しきつめの目が大きく見開かれる。





玄弥「んん!」





声を上げて引き留めようとしてくるので、モノをキツめに踏んでやると、痛いのか気持ち良いのか、玄弥くんは悶た。





『駄目じゃないですか、大きな声を出しては。』





駄々を捏ねると、実弥さんに言いつけますよ?




耳元でそうつぶやいてやると、面白いくらいに玄弥くんの瞳から綺麗な雫が溢れ出た。




実弥さんとやっと距離を近付けられたのに、また遠ざかっていくのが然程嫌なのだろう。




嫌われたくないと頸を横に振る姿は同情を引く。





『なら、明日まで待てますよね?可愛い可愛い玄弥くん。』





目一杯に涙を零しながら、俯いて、小さく頷いた。




止めていた玩具を再度、起動させて、また声を我慢し始める玄弥くんに満足して、戸を閉める。




そして、そのまま2階へと向かう。





不死川「遅かったじゃねェか。」




『ごめんなさい、可愛らしい子犬がいたので、つい夢中になってしまいましんっ…』





言い終わらないうちに、私は実弥さんに口づけされ、用意されていた布団に押し倒される。





実弥「俺より猫を取るたァ覚悟できてるんだろうなァ?」




『ふふ、どうぞ、来てください。』





今宵も始まる、楽しい楽しい秘密事。

続き→←【 秘密 】 不死川実弥&玄弥 <美桜様リクエストッ



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藍恋(プロフ) - 凪さん» 返事が遅くなってすいません。やってみます! (2020年4月17日 0時) (レス) id: 1a1a4b79c8 (このIDを非表示/違反報告)
- ごめんなさい語彙力がなさすぎて編な文になりました、難しければ飛ばしてくださっていいです、すみません! (2020年2月23日 13時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
- リクエストで、伊黒さんと夢主、どちらも浮気していて、偶然逢引中に二つのカップルが出くわしてしまい伊黒さんと喧嘩になるけど、、みたいな話お願いできますか? (2020年2月23日 13時) (レス) id: b575dccd32 (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 藍恋さん» 作品にあっていないリクエストしてすみません。申し訳ありません。 (2019年10月14日 10時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)
美桜 - 藍恋さん» 宇髄の話続き気になります。 (2019年10月2日 13時) (レス) id: 87339a530e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍恋 | 作者ホームページ:http://puchiamatheater  
作成日時:2019年9月6日 22時

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