不器用�� ページ19
伊黒side
伊黒｢なんでだ…！なんでこうなった！｣
俺は、蝶屋敷に向かって走っていた。
その理由は、少し前に溯る。
しのぶ｢伊黒さん…！大変です…！Aが…！｣
胡蝶めから話を聞くと、Aが上弦の弐と遭遇し、意識がないらしい。
長時間やりあっていたから、朝が近くなり上弦の弐は逃げて、Aは保護されたらしい。
俺は、この間、Aを傷つけてしまった。
本当は優しい言葉でもかけて、Aを笑顔にしてあげたいのに、いつも俺の口からは、Aを傷つける言葉ばかりだ。
いつも、悲しそうに下を向いていた。
この前は、綺麗な目に、涙をいっぱいに溜めて今にもか零れ落ちそうだった。
それなのに、Aは無理に微笑んでいた。
俺は、Aが任務から戻ったら謝ろうと思った。
Aが喜ぶようにと、甘露寺に、女が好きそうな所や、プレゼントは何が喜ぶかなど聞いたのに…
そんなことを考えながら走ると、蝶屋敷へ着いた。
胡蝶に案内されて、Aの寝ている部屋に行くと、痛々しく包帯が巻かれて、ベッドで寝ているAの姿があった。
話を聞くと、内蔵はだいぶ傷ついていて、骨もたくさん折れている。正直、命を落とすかもしれない。
目の前で眠る最愛の彼女が、目を覚まさないかもしれない。そう考えただけで、俺は怖くなった。
まだ、何もしてやれていない。
今の俺には、ただただ、Aが目覚めるように、願うことしかできない…。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あれからひと月ほど経った。
何とかAは一命を取り留めたものの、まだ目を覚まさない。
伊黒｢いつになったら、起きるんだ…。｣
任務が終わると俺は毎日此処へ通っているが、今日も、相変わらずピクリとも動かない。
らしくもなく、俺は今日、祈るようにAの手を握り、眠りについた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あれから暫く寝ていると、Aの手が、ピクリと反応した。
俺は飛び起き、Aを見る。
伊黒｢A…！｣
『お、ばない…さ…ん…？な、んで…？』
彼女は目を覚ました。
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布袋尊(プロフ) - 了解！ (2019年6月25日 22時) (
レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 布袋尊さん» 時間はかかると思うのですが、書くので少々お待ちください！ (2019年6月25日 2時) (レス) id: a846a64934 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 上手く書けなくてもいいけどさ！？何がなんでも俺は、鋼鐵塚さんが見たいんだよ！？ (2019年6月23日 22時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - 布袋尊さん» 鋼鐵塚さん！！上手にかけるか分かりませんが工夫してみますね！！ありがとうございます！！ (2019年6月23日 22時) (レス) id: a846a64934 (このIDを非表示/違反報告)
布袋尊(プロフ) - 鋼鐵塚さんだよ！？ (2019年6月23日 17時) (レス) id: 4e763fa650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2019年4月24日 9時
