鬼殺隊最強は14歳の女の子２

友達 ページ31

うっ…瓦礫が重くて出られない…
善逸くんの方には瓦礫あまり行かなくて良かった…
善逸｢Aちゃん！大丈夫！？ごめん俺を庇ったせいで…｣
善逸くんのせいじゃないのに…柱なら後輩の盾になるのは当たり前よ

A｢大丈夫だから善逸くんは鬼の方へ。私もすぐ行くわ｣
善逸くんは｢わかった｣と言って鬼の方へ向かった。
私も向かわなきゃ…。すぐ行くって言ったんだから…！
久しぶりに使うから負担かもしれないけど今はこれしかない
A｢雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃 神速！｣
よし、抜けられた！！

炭治郎くんの方には宇髄さんがいるから私は堕姫の方へ
堕姫｢アンタがアタシの頸を斬るよりはやくアタシがアンタを細切れにするわ！！｣
そんなことさせない！
A｢それは無理よ｣
善逸｢Aちゃん！伊之助！｣
伊之助くんは内臓の位置をずらしたらしい
そこまでできるとは思わなかったなぁ
そんなことより今は鬼を斬ることに集中！

みんな『あああああああ！！！』





きれた！
最後に攻撃を出すつもり？
みんなもう動けないんだ…！それに気づいてない

A｢逃げてーっ！｣
上弦の参の攻撃を防げたんだから大丈夫だろう
A｢星の呼吸 拾壱ノ型 虹星｣
防げた！！

みんなは！？
よかった、、、
気絶さてるだけだ
宇髄さんは…
｢いやぁぁぁあ！｣
あっちね！
禰豆子ちゃんたちもいたんだ…

何するんだろう

ボッ
もやした。…え？もやした？
宇髄｢毒が…消えた｣
すご…！
じゃあ次は私
左目と左腕を元に戻さなくちゃ

治った…
良かったぁ
鬼の方へ行こう

堕姫｢…アンタみたいに醜い奴アタシの兄弟なわけないわ｣
そんなこと言っちゃダメよ
実の兄弟なんだから仲良く
A｢ダメよ。そんなことを言っちゃ。本当は思ってないでしょ？｣
堕姫｢A！アンタのことは喰わないでおいてあげたのに！｣
A｢黙っててごめんね。いつも他の人たちとは違う本当の笑顔を見せてくれてありがとう。つんつんしてるけど本当はとても優しくて可愛くて綺麗な子なんだなって思った。鬼じゃなければ良い友達になれてたのかな…。堕姫と妓夫太郎は2人で1つでしょ？未来でも兄弟として生まれてくるんだろうなぁりお互い人間として生まれ変わったら次こそ本当の友達になってくれる？｣
なってくれないよね…
裏切ったって思ってるよね

堕姫｢当たり…前…じゃない…｣
涙を流しながら堕姫はそう言った。
やっぱり優しいなぁ
堕姫につられて私も泣いた。

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