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主side
手合わせの後、俺は蝶屋敷内を散歩することにした。
あいつらはやる気を取り戻したのか、機能回復訓練を再開したからだ。
『よーするに、暇ってわけよ』
ア「だからって、夕飯の準備手伝ってもらうわけにはいきませんよ!!」
あなた病人ですよね!
と怒られる始末。だって暇だし。
鴉はなんかきよすみなほちゃんたちの手伝いしてるし。
『いーのいーの、最近屋敷に帰れてないし、やらせてよ』
ア「仕方ないですね…じゃあ、そこの海老を全部剥いてください。今晩は天ぷらです」
『了解ッ』
外で騒がしく訓練している3人の声を聞きながら
ひたすらに海老を剥く柱だった。
伊之助side
伊「ウガァァァァァァァァ!!!」
あの色柱とかいうやつと手合わせしてから、ずっとイライラする。
あいつは強かった。
あのギョンギョロ目玉より強いかもしれない。
あいつが死んだ日、俺は沢山涙が出た。
あの日にあっただけなのに、何もしらねぇのに、
沢山泣いた。
俺が弱かったからだ。
上弦の参が強かった。
伊「ウリィィィ!!」
善「痛い!頭突きするならそっちの岩だろ!!」
炭「伊之助!山で走ろう!」
伊「行ってやらぁ!!!」
あいつを超えて、鬼を倒すには強くなるしかねぇ。
ひたすら鍛える!!!!
伊「ウリィィィィィィ!!!」
山中に伊之助の声が響き渡る。
色柱はその頃、小さくくしゃみをしていた。
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作者名:だしまきたまご | 作成日時:2020年2月20日 21時