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主side
『_それじゃ、柱稽古の内容は各自それでいいか?』
実「…チッ、仕方ねぇ」
小「…」
『よし、じゃあこの日程で柱稽古するってことで、よろしくお願いします』
何とか円満に終えた。
義勇としのぶちゃんは柱稽古をしないことになった。
まぁ仕方ない。
『じゃ、これでお開き!』
ぽつりぽつりと各々その場を離れて行った。
『しのぶちゃん、俺ちょっと天元の屋敷に行ってくるわ』
し「わかりました。一時退院許可です」
『ありがと』
お館様の屋敷から天元の屋敷までは少し距離があったが、自力で歩いて行った。
『暗くなる前でよかった』
雛「まぁ、こんな時間にどうしたんですか五色さん」
『天元とちょっも喋りがしたくてな。今日柱合会議だったからそのついでに』
そういうことでしたか。と奥に通してくれた。
須磨さんだったらびゃあびゃあ叫んでるんだろうなと思いつつ、天元のいる部屋の前にきた。
雛「天元様、五色さんがいらっしゃいました」
天「お、久しぶりだなぁ、五色。無事で何より」
襖を右手で開けて顔を見せてきた。
雛鶴さんはサッといなくなり、気づけばお茶とお菓子を用意して来ていた。
さすがくノ一。
『身体の方は大丈夫か?天元』
天「おう、もう大分慣れた。お前こそ、派手に松葉杖じゃねぇか」
『まぁな…天元、ちょっとの長話と、今晩ここに泊めてくれないか?』
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作者名:だしまきたまご | 作成日時:2020年2月20日 21時