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梅「説教たれるんじゃないわよぉ!!うわぁぁん!」
帯女の方が先に崩れていった。
鎌男も顔半分は無くなった。
『…次も、兄弟で生まれてこいよ』
鬼が崩れたのを確認して、俺は天元の元へ向かった。
すると、小芭内の後ろ姿が見えた。
『よーぉ、無事で何よりだな、天元、あと来るの遅えよ小芭内』
小「お前もそんなみずほらしい姿になるまでやられたのか。しかもこいつは柱を引退するとか言い出したぞ」
相変わらずネチっこい奴だ。
仕方ない。こういう奴なのだ。
『生きてるなら俺は何よりだよ。いやー、陸は強かった』
小「さらには竈門炭治郎が生きのこったと聞いたぞ」
『あぁ、禰豆子ちゃんのおかげで俺も毒燃やしてもらったしな。竈門兄弟はすごいぞ』
ネチネチと小芭内の小言を聞きながら、花街を出ようとした。
李「おにいちゃん!」
『李、お前のおかげだ。ありがとう』
李「花街が元に戻って、私が大きくなったらまた来てね!私、この花街の花魁になるから!」
『おう、ここ1番のべっぴんさんになれよ。応援してる』
そう言い残して、俺は蝶屋敷へ歩いていった。
蝶屋敷に着いたら真っ先にしのぶちゃんにすごく怒られた。過去イチ怖かった。
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作者名:だしまきたまご | 作成日時:2020年2月20日 21時