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主side
俺の休暇が終わって、最後の診察をしてもらった。
し「はい、診察終わりです。お大事にしてくださいね」
パックリと開いていた脇腹はちゃんと閉じている。
診察室を出ると、早速毛並みツヤツヤの鴉が待っていた。
鴉「イクゾ!西北西ダ!!」
『はぁ〜い、準備するから10分待ってて』
鴉「イマスグニダ!」
鴉を適当にあしらい、支度を済ませる。
そういえば、アオイちゃん達の姿を見ない。
すると、
ア「離してください!」
玄関の方から声がした。
足早に向かう。
そこには、見慣れたあの3人組と同期がいた。
炭「代わりに俺たちが行く!!!」
『…あれ』
天「おお、久しぶり」
『天元????』
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『いやー、今から花街だって?嫁さん達大丈夫かよ』
天「それがさ、定期連絡途絶えちまって。これからあいつら3人を内側に入れようと思って」
『あー…。無事を祈るよ。
じゃ、俺はこっちだからさ。
またなんかあったらすぐに呼べよ?多分花街の近くだし』
天「ま、俺がド派手に片付けるからお前の出る幕はねぇっての」
後ろから走ってついてくる3人組に軽く手を振って、俺は任務地へ向かった。
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作者名:だしまきたまご | 作成日時:2020年2月20日 21時